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平成24年以降、上昇傾向にある『ストーカー被害』
皆さんの身の回りにストーカー被害に遭った経験を持つ人はいますか。実は、平成24年以降、年々ストーカーに関する相談件数は上昇傾向にあります。
また、令和5年は前年に比べて3.7%も件数が増加しており、最近はネット経由でのストーカー被害も多数報告されているとのことです。
ストーカー加害者は被害者とどのような関係が多いの?
ストーカーの加害者には、被害者とどのような関係性の相手が多いのでしょうか。
- 交際相手
- 知人や友人
- 勤務先の同僚や仕事関係の人
- 配偶者
上から多い順に、以上のような関係性の相手がストーカーになりやすいことがわかっています。
ただし、偶然どこかで見かけた相手をストーキングする、ネットで見かけたり少し接点を持った相手をネットストーキングするといった事例もあるため、「相手がわからない」「面識がない」というケースも全体の19%に上ります。
『ストーカー被害に遭いやすい人』の特徴5選
ストーカー被害に遭う人は、ある共通した特徴を持つことが多いです。どのような特徴を持っていると、ストーカー被害に遭いやすくなるのでしょうか。
1.どのような人でも温かく受け入れる
普段から人当たりが良く、誰にでも優しく接してくれる人は、周囲の人からも人気者ですよね。しかし、それは周りにいる仲の良い相手だけではありません。
ストーカー気質な人は、少し親切にされただけでも「自分を受け入れてくれる存在」「もしかすると、自分のことが好きなのかもしれない」と激しい思い込みを発動させます。それにより、自分でも気づかぬ間にストーカーになってしまうのです。
2.自己犠牲精神が高く我慢強い
日本人には自己犠牲精神の強い人が多く、そのような人たちは同時に我慢強さも持ち合わせている傾向にあります。
こうした人たちは、悩みがあっても周囲に気づかれないように振る舞ったり、「自分が我慢すればいつかは解消される」と耐え凌ぐため、ストーカーの加害者から見てもストーキングのリスクが低い相手としてターゲットにされがちです。
3.同情・共感力が高く謝られると何でも許してしまう
相手に対して同情したり共感したりする能力が高い人は、多くの人と友好的な関係を築くことができます。
一方で、ストーカー気質の強い人にとっては「自分に共感してくれた!」と執着しやすい人でもあり、時には「こんなに親切にしてくれるのだから、自分に好意があるのかも」と勘違いすることも。
また、相手に同情しやすい人は、不満を持つような出来事があっても、相手から謝られるとあっさりと許してしまう側面も持ちます。そうした姿勢を見せていると、ストーカーから「この人なら、少しやり過ぎても許してくれるだろう」と思われてしまい、ストーカー行為がエスカレートすることもあるので注意が必要です。
4.根が真面目で面倒見が良い
ストーカー被害に遭う人に共通する点として、根が真面目で責任感が強い、といった特徴が見られます。根が真面目な人は、相手に対して真摯に向き合う傾向があり、なおかつ責任感も強いので、どのような相手に対しても面倒見が良い一面を見せます。
しかし、こうした面倒見の良さからストーカー気質の強い人は執着心が強くなり、時には面倒見の良さを歪んだ認知で愛情として受け取ってしまうことも……。こうして被害者に執着するようになり、やがてストーカー行為に及んでしまいます。
5.外見が整っているが地味で近寄りやすい雰囲気
外見的特徴としては、華やかな見た目よりも、外見が整っていながら服装やメイクが地味で近寄りやすい雰囲気を持つ人がターゲットにされやすい傾向にあります。
地味でおとなしそうな見た目の人は、ストーカーから「自分も受け入れてくれるかも」「自分でも仲良くなれるかも」と思われやすいようです。よく街中でナンパされやすい人や声をかけられやすい人は注意しましょう。
ストーカー被害に遭わないためにとるべき対策は?
ストーカー被害に遭わないためには、日頃から言動や習慣に気をつけることが最も重要です。
- 普段から自分の考えをある程度、主張する意識を持つ
- 毎日同じ時刻、ルート、ルーティンは避ける
- ゴミ出しの際は個人情報の管理に気をつける
- SNSで些細なことでも自分の個人情報を晒さない
- ストーカー被害に遭ったら警察に相談する
嫌なことは「やめて」と主張するなど、ある程度は自分の考えを相手に伝える努力をしましょう。こうした姿勢は、ストーカー気質の高い人に隙を見せず抑制につながります。
また、毎日同じ時刻、通勤ルート、ルーティンを実行していると、そのルーティンを覚えられてしまい、ストーカー行為がエスカレートする恐れがあります。
他にもゴミ出しやSNS投稿などを通して個人情報を把握されると、さまざまな被害が生じるので、日頃から身の回りの情報管理や行動には十分に気をつけ、もしもストーカー被害に遭ったら警察に相談しましょう。
日々の行動や習慣に気をつけてストーカー被害を予防しよう
ストーカーは、日頃から相手の言動や習慣に目をつけ、狙いやすい相手をターゲットにします。日々の行動や習慣を意識的に気をつけることでストーカーへの抑止力となるので、紹介した対策を取り入れてみてください。