【静岡】40代町職員 飲食店で居合わせた『税金滞納者の納税情報を漏洩』 その後に複数回の迷惑電話も 「名誉毀損になりかねない」「幼い感情だよね」

南伊豆町で働く40代係長が税金滞納者と飲食店で居合わせた際、同席者や従業員に納税情報を暴露し停職処分を受けたことがネットで注目を集めています。このニュースの詳細やネットの声をまとめました。

税金滞納者の納税情報をその場にいた人々に漏洩した南伊豆町の職員 度が過ぎた行為に批判の声も

昨年11月23日、南伊豆町の町民課に勤務する40代の係長が飲食店で偶然、税金滞納者と居合わせた際、同席者や従業員に滞納情報を漏洩したことが判明し、今月6日付で停職1カ月の懲戒処分を受けました。

町の発表によると、係長は飲食店で滞納者と携帯番号を交換した後、帰宅後に10回程度の迷惑電話をかけていたことも確認されています。町の聞き取り調査では、当時、係長は酒を飲んでいたことが判明しました。

さらに、この件に関する報告を後輩に任せ、自らは上司に報告しなかったことも発覚。町はこの対応についても問題視しています。

岡部克仁町長は「全職員へのコンプライアンス研修を実施し、町民の信頼回復のため、服務規律と綱紀粛正を徹底する」とコメントしましたが、ネットでは「公務員としてあまりに軽率な行為」「個人情報の管理がずさんすぎる」といった批判の声が上がっています。

このニュースに寄せられたネットの声

「他人に滞納者である知られたくない個人情報を公務員が漏らすなどもっての外で名誉棄損他で訴えられれば停職一か月どころではない」
「なにも居酒屋で捕まえて、暴露することはない。 滞納者への対応も決められた範囲でやればよい」
「滞納を続ける限りどんどん滞納税が加算され続ける非常に厳しい状況。この係長もそれを知ってるのに、こんなイジメみたいな事をやるとは」
「たまたま税金滞納者と居合わせたんだね。色んな感情が沸いたんだろね。でもね、それって幼い感情よね」
「迷惑電話は禁じ手。おそらく仕事熱心な人だと思うが、闇金の取り立ててはない。まあ気持ちは分かりますが・・・」

税金滞納者に税金を払ってもらうべく、規則に則り催促することは重要な職務です。しかし、酒を飲んだ勢いで偶然居合わせた滞納者の個人情報を暴露する行為は、大きな違反行為となります。

多くの町民の個人情報を取り扱っている町職員には、情報を扱うことの重大さをより厳しく理解していただき、その上で職務を果たしてほしいですね。

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