デジャブが起こりやすい人の特徴8選!あなたの脳は一歩先を見ている?

初めて訪れた場所なのに「前にも来たことがある」と感じる不思議な現象『デジャブ』。この記事ではデジャブが起きやすい人の特徴を詳しく紹介し、あなたがデジャブを感じやすいタイプなのかがわかります。

初めて来た場所なのに「見たことある…」と感じる不思議な体験

驚く女性

初めて訪れたはずのカフェなのに、なぜか壁の飾りや窓からの景色が「前にも見たことがある」と感じる…。旅先で初めて歩く道なのに、「あれ?この道、知ってるかも」と戸惑ったことはありませんか?

この「あの不思議な感覚」を『デジャブ』と呼びます。多くの人が一度は経験しているにもかかわらず、なぜ起こるのかはっきりとわからない、謎めいた現象です。

そもそもデジャブとは?簡単に解説

デジャブ(Déjà vu)とは、フランス語で「すでに見た」という意味。初めての経験や場所なのに「以前にも体験した」と錯覚してしまう感覚を指します。日本語では『既視感』とも呼ばれます。

デジャブはよく予知夢と混同されますが、予知夢は「夢で見たことが後で現実になる」という現象です。デジャブは逆に「現実の出来事がすでに体験済みのように感じる」ことであり、時間の流れや仕組みが違います。

また、デジャブには「スピリチュアルな意味がある」という考え方もありますが、一般的には脳の錯覚や記憶の誤作動として説明されることがほとんどです。

デジャブが起きやすい人の8つの特徴

実は、デジャブを経験しやすい人には共通の特徴があります。次の8つの特徴に当てはまるほど、あなたも「デジャブを起こしやすいタイプ」かもしれません。

①年齢が10代~20代前半の若い人

デジャブは特に10代から20代前半の若い人が体験しやすいと言われています。その理由は、脳の成長と深く関係しています。

若い年代ではまだ脳が成熟途中のため、情報処理が未完成で、不完全な記憶処理が起きやすくなります。そのため、過去の曖昧な記憶が今見ている景色と重なり、「これ前にも見たかも?」と錯覚しやすいのです。

実際に、脳が成熟していく30代以降になると、デジャブを体験する頻度は減っていく傾向があります。大人になってから、「若い頃はよくデジャブを感じたけれど、最近はまったくない」という人も少なくありません。

②頻繁に新しい場所を訪れる人

旅や仕事でさまざまな土地を訪れる機会が多い人も、デジャブを感じやすいタイプです。

初めて訪れた場所では、新しい景色や香り、聞き慣れない音など、五感がさまざまな刺激を受けます。すると脳が混乱し、「これに似た風景、以前にもどこかで…?」と記憶の引き出しを無意識に開けようとしてしまうのです。

例えば、初めて訪れた街角なのに、子どもの頃よく遊んだ公園の風景と一瞬重なったような感覚を覚える、ということがあります。過去に体験した似たような情景や感覚が、新しい土地で呼び起こされることが、デジャブの大きな理由となっています。

③ストレスや疲れを感じやすい人

普段から仕事や人間関係でストレスを抱えやすい人は、デジャブの感覚が起こりやすい傾向があります。

脳はストレスを感じると、情報処理の効率が落ち、記憶や認識が乱れやすくなります。ちょうどコンピューターがたくさんの作業を同時に行っていると処理が重くなってフリーズするように、人の脳も情報過多になると、正しく物事を認識しにくくなるのです。

そうなると、新しい出来事を正しく「初めて」と認識できず、「過去にも同じような体験をした気がする…」と錯覚が生まれてしまいます。ストレスを感じるときほど、不思議な感覚に悩まされる理由はここにあります。

④感受性が強く感情豊かな人

小さなことにも深く感動したり、悲しんだりするような感情豊かな人も、デジャブをよく感じる傾向があります。

感情が豊かな人は、喜びや悲しみなどの強い感情が記憶を鮮明に残しやすくなります。そのため、新しい出来事に対しても無意識に過去の強烈な感情記憶を結びつけやすく、「なんだか以前にも似たような経験をした気がする」と感じやすいのです。

例えば、新しい職場で初めて会った人との会話が、昔、大好きだった恩師との思い出を呼び起こし、「この場面、以前にも…」と錯覚するような体験も少なくありません。感情と記憶の強い結びつきが、デジャブを生み出すきっかけとなっています。

⑤頭の回転が速く先を考えがちな人

物事の展開を無意識に先読みしやすい人は、実際にその予測が当たったとき、デジャブを感じることがあります。

こうした人は、本人が意識していないうちに「次はこんな風に進むだろう」と予測を立てています。すると、現実がその予測通りに進んだとき、脳が「この状況を以前にも経験した」と誤解してしまうのです。

まるで映画やドラマを見ていて、次の展開を直感的に察知し、それがぴたりと当たったときに感じる「あ、このシーン知ってる」という感覚に似ています。瞬時の予測と現実が一致することで生まれるこの感覚こそ、デジャブなのです。

⑥夢と現実の認識が曖昧になりやすい人

夢と現実の境目がぼんやりしやすい人も、デジャブを感じやすいタイプにあてはまります。

このタイプの人は、夢で見た光景や状況を記憶にとどめやすく、現実と夢の区別が曖昧になりがちです。そのため、初めて現実で体験したことなのに、夢の記憶と混ざってしまい「あれ?これ前に見たことある」と錯覚してしまいます。

例えば、夢の中で訪れた場所とよく似た現実の場所に来たときに、「以前にもここに来た」と感じてしまうことがあります。このように、夢と現実の境界線が薄い人は、デジャブを強く感じやすいのです。

⑦寝不足気味で睡眠が浅い人

睡眠が足りていない人も、デジャブの体験が増えることがあります。

十分な睡眠がとれないと、脳は情報処理の能力が下がり、記憶の整理がうまくできなくなります。
例えるなら、整理整頓されていない部屋の中で探し物をするように、脳が正しい情報を見つけるのに苦労する状態です。

この状態で新しいことを体験すると、「今起きていること」と「以前体験したこと」の区別がうまくつかなくなり、デジャブが起きやすくなります。睡眠不足のときに「あれ、これ前にも経験したような…」と感じやすくなるのは、こうした理由からなのです。

⑧想像力豊かで空想好きな人

想像力が豊かで、普段から空想にふけることが好きな人も、デジャブを感じやすいタイプのひとつです。

このタイプの人は日常的に現実の出来事に対しても、「もしこうだったら…」とさまざまな想像を膨らませています。すると、本当に現実が自分の想像と似た展開になったとき、まるで「前にも経験した」ように錯覚しやすいのです。

例えば、友人との会話で、自分が以前に頭の中でシミュレーションしていた内容が偶然にもそのまま現実に起きたとき、「あれ?これ前にも…」とデジャブを感じることがあります。こうした想像力が、デジャブの原因になりやすいのです。

デジャブが頻繁に起きても気にしなくて大丈夫

デジャブが頻繁に起きると、「自分の脳は大丈夫かな…」と心配になることもありますよね。でも実は、デジャブは誰にでも起きる自然な現象であり、決して特別な病気や異常ではありません。

むしろ、デジャブをよく感じる人は感受性や記憶力、想像力が優れているとも言われます。つまり、日常の何気ない出来事を人より深く感じ取っている証拠ともいえるのです。

多くの専門家も、デジャブは脳が正常に働いている証拠であり、過度に不安に感じる必要はないと説明しています。「また起きた…」と不安になるのではなく、「自分はそれだけ敏感で繊細なタイプなんだ」とポジティブに受け止めましょう。

デジャブを感じたときのおすすめの行動

では実際にデジャブを感じたら、どのように過ごすのが良いのでしょうか?

おすすめは、デジャブを無理に消そうとせず、「今、自分はデジャブを感じている」と客観的に認識することです。このように冷静に受け止めると、不安感や戸惑いが和らぎます。

また、デジャブを感じた瞬間は、「貴重な体験をした」と楽しむ余裕を持つと、気持ちが落ち着きやすくなります。ちょっとした非日常感を味わえるチャンスとして、前向きに捉えるのがおすすめです。

ただし、デジャブが頻繁に起きて疲れやストレスが強い場合は、無理せず心と体を休ませることも忘れずに。デジャブは脳のちょっとしたサインだと思って、自分の調子に耳を傾けてくださいね。

デジャブの不思議さを前向きに楽しもう

デジャブは日常生活にふと訪れる、不思議で面白い体験です。

なぜ起きるのか、完全には解明されていないところもまた、デジャブの魅力のひとつ。人生の中で数回しか起きないかもしれない貴重な体験を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

もしデジャブを感じたら、「また来た!」と密かな楽しみにしてみてもいいかもしれません。そんな風に前向きに受け止めることで、日常が少しだけ特別に感じられるはずです。

デジャブという小さな不思議を通じて、自分自身の感性や心の状態に気づくきっかけにもなりますよ。

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