目次
赤ワインビネガーがない時の代用品
赤ワインビネガーの代用品は2種類あります。
- 赤ワインで代用する
- 赤ワイン・穀物酢・ウスターソースで代用する
赤ワインビネガーを火に通すレシピのときは赤ワインで代用することができます。。加熱する料理だと酸味は熱で甘みに変わってしまいます。そのため、わざわざ酸味をプラスしなくても赤ワインで代用することができるのです。逆にサラダやマリネに使う場合は、赤ワインビネガーの酸味なども生かして、使うのできちんと作らなければなりません。気になる作り方は次の見出しでご紹介します。
ちなみに白ワインビネガーは穀物酢と白ワインで代用することができます。お酢がない場合でも、レモンと白ワインで酸味と苦味、フルーティーな甘さを十分再現できるのでぜひ試してみてください。
料理によってはワインビネガーであることが重要でない場合もあります。そんな時は、穀物酢のみでも十分代用できます。作るのが面倒な場合は、穀物酢も試してみてくださいね。
赤ワインビネガーの作り方
ここからは赤ワインビネガーの作り方をご紹介します。
材料
- 赤ワイン
- 穀物酢
- ウスターソース
作り方
- 赤ワイン・穀物酢・ウスターソースを4:1:2の割合で準備する
- 1を混ぜて完成
ただ混ぜるだけでできてしまうお手軽さです!忙しいときでもさっとできてしまいます。手作りの良いところは自分好みの味にできるところです。フルーティーさを全面に押し出したい方は、ウスターソースと赤ワインの比率を増やすと良いでしょう。酸味を押し出したい方はお酢を少し増やしてみてください。自分好みに調整する時は必ず味見しながら、少しずつ足すようにしてくださいね。
赤ワインを使っているとお子さんは食べることができないので、その場合はぶどうジュースを使うことをおすすめします。
赤ワインビネガーがない場合は、このレシピを参考に作ってみてください。
赤ワインビネガーの賞味期限と保存方法
皆さんは赤ワインビネガーの正しい賞味期限や保存方法をご存知でしょうか。よく把握していないという方も多いと思います。ここからは、開封前と開封後の賞味期限と保存方法について詳しくご紹介します。
赤ワインビネガーの賞味期限
製造元によっては多少前後しますが、開封前の賞味期限は2〜4年ほどです。それ以上経っている物は臭いや見た目に変化がなくても捨ててしまうようにしましょう。開封後は1年くらいが賞味期限となります。保存状態にもよるので、使う前は臭いや見た目の確認をしっかりするようにしましょう。
ちなみに以下の4つのうちのどれかに該当する場合は、保存していた赤ワインビネガーを捨てるようにしてください。
- 変色している
- 腐った臭いがする
- 固まっている
- 明らかにおかしい浮遊物がある
食べてからお腹をこわすと大変です。少しくらい大丈夫と思って使うようなことはせず、必ず捨てるようにしましょう。
赤ワインビネガーの保存方法
開封前は直射日光と高温多湿を避けて、常温で保存するようにしましょう。家の中では冷蔵庫の野菜室がこの条件を満たしているのでおすすめです。また野菜室に入らない場合は、台所の床下もおすすめですね。涼しくて暗いところなので、きちんと赤ワインビネガーを保存することができます。
開封後も冷蔵庫の野菜室に保存するようにしましょう。開封するとどんどん風味が落ちていくので、出来るだけ早く使い切るようにしてください。また、赤ワインビネガーを早く使い切る自信がない方は、なるべくサイズが小さいものを選んで購入するようにしましょう。
赤ワインビネガーを使ったレシピ
赤ワインビネガーを使ったレシピをご紹介します。ぜひ参考にして、赤ワインビネガーを活用させましょう。
赤ワインビネガーを使ったパスタソース(ガスパチョ)のレシピ
材料
- トマト:小1個
- きゅうり:1/2本
- パプリカ:1/2個
- セロリ:15g
- 玉ねぎ:15g
- 食パン:1/2枚
- パセリの葉っぱ:1枝分
- にんにく:1かけ
- 赤ワインビネガー:大さじ2・1/2
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩:少々
- 胡椒:少々
- タバスコ:お好み
- トマトジュース:1カップ
作り方
- トマトを湯剥きして、乱切りにする
- きゅうりは皮と種を取って乱切りにする
- パプリカ・セロリ・玉ねぎも乱切りにする
- 調味料と合わせてミキサーにかける
- 氷水で冷やしてパスタにかけて完成
このパスタソースはミキサーがあれば簡単に作ることができます。混ぜるだけでオシャレで美味しいパスタソースができてしまうので、忙しい方やマンネリ化してしまった方にはおすすめできます。ぜひ作ってみてくださいね!
赤ワインビネガーを使ったドレッシングのレシピ
材料
- 塩:ひとつまみ
- 胡椒:少々
- オリーブオイル:小さじ3
- 赤ワインビネガー:小さじ1
作り方
- 調味料を用意する
- 1を混ぜて完成
赤ワインビネガーを使うだけで本格的なドレッシングを作ることができます。レタス、ブロッコリーはもちろん、人参などの野菜とも相性抜群です。市販のドレッシングに少し飽きてきたという方はぜひ手作りしてみてください。辛味が苦手な方は胡椒の量を調節して入れるようにしましょう。
赤ワインビネガーを使ったマリネ液のレシピ
材料
- オリーブオイル:大さじ2
- 赤ワインビネガー:大さじ2
- 塩:適量
作り方
- 調味料を準備する
- 調味料を混ぜる
- お好みの具材と混ぜて完成
マリネも赤ワインビネガーを使うと美味しくできます。具材はネギでもキノコでもなんでもOKです。混ぜるだけで簡単にできてしまうので、野菜が少量余ってしまって困っている場合は作ってみてはいかがでしょうか。
赤ワインビネガーと白ワインビネガーの違い
皆さんはきちんと赤ワインビネガーと白ワインビネガーの違いが分かりますか?ここでは白ワインビネガーと赤ワインビネガーの違いや特徴をお伝えします。
赤ワインビネガーは赤ワインから作られています。白ワインビネガーよりも渋みが強く、ソース作りや煮込み料理に向いています。ポリフェノールが豊富に含まれていて美容にも健康にも良い調味料です。
白ワインビネガーは白ワインからできています。赤ワインビネガーよりも酸味が強いので、マリネやドレッシングを作るのに向いています。殺菌作用もある調味料といわれています。
ちなみに赤ワインや白ワイン以外にもシャンパン、シェリー酒からできているビネガーもあります。興味のある方は違う種類も試してみるといいですね。
さいごに
今回は赤ワインビネガーがない時の代用品についてご紹介しました。
赤ワインビネガーがない時は赤ワイン・穀物酢・ウスターソースを混ぜて代用するようにしましょう。お子さんも同じ料理を食べる時は、赤ワインをぶどうジュースに変えると問題なく食べることができます。また、正しく保管ができていれば1年近く日持ちしますが、風味は徐々に落ちていくので早めに使い切ることをおすすめします。
赤ワインビネガーと白ワインビネガーの違いもポイントです。きちんと把握してそれぞれに合った調理法で使いましょう。赤ワインビネガーを使って美味しい料理を作ってくださいね。