目次
静電気はなぜ冬に発生しやすいのか
秋から冬の時期は、乾燥と同時に静電気が発生しやすくなります。自宅のドアや車のドアを開けようと思ったときにバチン！と静電気が発生してしまうと、不意を突かれるので痛いですよね。冬は長袖を着用するので、衣類が擦れることが多くなるのも、静電気の発生確率を高める原因となります。
『静電気が発生しやすい人』の特徴3選
静電気が発生しやすい人は、以下のような特徴があります。
1.乾燥肌・髪の毛が乾燥している人
乾燥は、静電気にとって大敵です。乾燥肌の人や髪の毛が乾燥してパサパサになっている人は、汗をかきにくい状態になっているので体に電気をため込みやすくなります。体内に溜まった電気をうまく逃がすことができないままになると、条件さえそろえば静電気が発生してしまいます。
2.洋服が擦れるような動きを頻繁にしている人
洋服が擦れるような動きを頻繁にしていると、自然と体内に電気が溜まりやすくなるので注意しましょう。
- ぶかぶかの洋服を着ており、歩くだけで衣類が擦れる
- 脇を締めて腕を振り、衣類のこすれが大きくなるような歩き方をしている
- 座ったままお尻を移動させて座り直す
- ポリエステル素材+ナイロンまたはウール素材の組み合わせで洋服を着用しているなど
ポリエステルはマイナスに帯電しやすく、ナイロンやウールはプラスに帯電しやすい性質を持っています。この組み合わせで洋服を着用することで電気をため込みやすくなるので、静電気が発生しやすくなりますよ。洋服のサイズや歩き方にも、十分注意しましょう。
3.体調が思わしくない状態になっている
体調が思わしくないときも、体内に電気をため込みやすくなります。
- 不規則な生活の影響による睡眠不足
- 食生活が乱れている
- ストレスをため混んでいるなど
体調が思わしくない状態が続くと、体内の水分が減って乾燥肌ある可能性があります。前述通り感想は静電気の大敵なので、乾燥が続くと体内に電気が溜まりやすくなり、静電気が発生しやすくなるので注意しなければなりません。
なるべく静電気を発生させないための対策
なるべく静電気を発生させないためには、以下の方法を実践してみてください。
- 水分補給や肌の保湿を十分に行う
- 加湿器を使い、室内の乾燥を防ぐ
- 普段の歩き方や座り方などの、動作の習慣を見直す
- 食生活を振り返り、睡眠時間を確保するなど、心身を健康な状態に近づける
- 静電気を逃がすアイテムを使用する…キーホルダーなど
静電気を発生させないためには、ドアなど静電気が発生しやすいものを触るときに、指先で触れるのではなく手のひらで触れることで静電気の発生を防ぎやすくなります。静電気を発生させない工夫を実践し、冬をできるだけ快適に過ごしましょう。
まとめ
秋から冬にかけての時期は、寒さだけでなく静電気にも注意が必要です。静電気が発生しやすくなる行動を把握し、発生リスクを下げましょう。
