【1円玉減少】昨年製造数わずか51万枚『現金レス化進む現代で1円玉減少傾向』にネットでは「廃止は現実的では無い」「廃止するなら、段階を経て少しずつ」の声

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昨今キャッシュレス化が進み、世界各国でコインの製造が廃止されています。日本もキャッシュレスは進み、物価高の影響で1円玉の製造コストも上がっているのが現状です。実際に日本では2016年以降はコレクター用の1円玉しか製造しておらず、昨年は51万枚にとどまりました。1円玉の廃止について、ネットなどで意見が上がっています。

【1円玉減少】昨年製造数わずか51万枚『現金レス化進む現代で1円玉減少傾向』

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世界的にキャッシュレス化が進む中、日本円の最小単位である1円硬貨の在り方について、SNS上で議論が巻き起こっています。

2月10日、アメリカのトランプ大統領は自身のSNSで「1セント硬貨の鋳造停止を財務長官に指示した」と投稿しました。製造コストが2セントを超えることが理由とされ、日本でもこの話題をきっかけに1円玉廃止論が注目を集めています。

実際、2016年以降、日本では一般流通用の1円玉の製造が停止されています。造幣局によると、最盛期は1990年で、約27億7000万枚が製造されました。現在は主にコレクター用に限られ、昨年は51万枚の製造にとどまっています。

調査によると、ヨーロッパでは約10か国が小額硬貨を廃止しており、世界的にキャッシュレス化が進んでいます。日本でも、原材料である純アルミニウムの価格が高騰しており、小泉アルミの内田英嗣代表は「材料費が倍近くに上がり、製造コストは1円を大きく超える」と語っています。

1円玉の製造コストは約3円とされ、廃止された場合、価格は5円単位で調整される見込みです。これは二捨三入の考え方に基づき、98~102円は100円、103~107円は105円、108~112円は110円に調整されるとされています。

この記事に寄せられたネットの声

  • 「1円硬貨廃止は新たに造らないし、出回っている1円硬貨を全て回収、今後は1円単位での取引を無くする事になる。廃止は現実的では無いと言えますね」
  • 「もし廃止するなら、段階を経て、少しずつ移行していくのがいいように思います。」
  • 「キャッレスが進んだとはいえ、硬貨が全く必要にならないところまで普及しているという訳でもないと思う。 そもそもが、1円玉の利用が減り難い理由の一つが「消費税」だと思う」
  • 「主婦はチラシをみて1円でも安いお店に買いに行きます。 ガソリンも1円でも安いところで入れます。 確かに現金レスですが、1円が落ちていても拾わないですが、1円で動く人もいます。」
  • 「今は少ないかもしれないが、駄菓子屋なんてそれこそ死活問題になりはしないか?」

いきなり1円玉すべての使用や製造を中止するのは現実的ではないという考えを持つ人は、非常に多い印象です。

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