カレーや機械油も怖くない!服の油汚れを落とす6つのテクニック

服についた油汚れは、普通の洗濯ではなかなか落ちません。しかし、適切な方法を知っていれば、軽い汚れから頑固な機械油までしっかり落とすことができます。本記事では、食器用洗剤やクレンジングオイル、重曹などを使った効果的な落とし方を紹介。さらに、油汚れを未然に防ぐ対策も解説します。お気に入りの服を長持ちさせるために、ぜひ試してみてください。

カレーや機械油が服についたとき、どうする?

料理の油シミが洋服についたイメージのイラスト

大事な服にカレーのルーが飛び散ったり、気づかないうちに袖に油の染みが広がっていたり…そんな経験はありませんか?料理や食事中、ふとした瞬間に起こるアクシデントは避けられないものです。さらに、整備作業やDIY中に機械油がついてしまうと、普通の洗濯ではなかなか落ちないため、困ってしまいますよね。

「油汚れは水では落ちにくい」と言われますが、それには理由があります。油は水と混ざりにくいため、水で洗っても生地に染み込んだ油はそのまま残ってしまうのです。しかし、適切な方法を使えば、頑固な油汚れでもしっかり落とすことができます。

ここからは、油汚れの種類ごとに効果的な落とし方を紹介します。まずは、外出先で服についてしまった油汚れの応急処置から見ていきましょう。

服についた油汚れを落とすテクニック6選!

洋服のシミに驚く母親

服についた油汚れは、時間が経つほど落としにくくなります。しかし、適切な方法で対処すれば、新しい汚れはもちろん、時間が経った頑固な油染みも落とすことが可能です。ここでは、汚れの種類や状況に応じた最適な対処法を紹介します。

1. 外出時の応急処置にはティッシュ・ハンカチ、石鹸を使用

外食中に揚げ物の油が飛んだり、仕事中にランチのソースをこぼしてしまったり…。そんなときにすぐに洗濯できる環境はありません。でも、適切な応急処置をすれば、汚れが繊維に染み込むのを防ぐことができます。

まず、やってはいけないのが「こすること」です。焦って手で擦ると、汚れが繊維の奥に入り込み、落としにくくなってしまいます。大切なのは、できるだけ早く、適切な方法で油を吸い取ること です。

《応急処置の方法》

  • 1. ティッシュや紙ナプキンで軽く押さえ、余分な油を吸い取ります。
  • 2. ハンカチやティッシュに少量の水を含ませ、石鹸やハンドソープをつけます。
  • 3. 石鹸をなじませた布を汚れ部分に押し当て、軽くトントンと叩くようにします。
  • 4. 汚れが薄くなってきたら、濡らしたティッシュやハンカチで裏側からも押さえ、汚れを挟み込むようにします。
  • 5. 最後に乾いたティッシュで水分を取り、できるだけ早く乾かします。

ここでのポイントは、「こすらないこと」と「油を吸い取ること」です。ゴシゴシ擦ると、油が広がり逆効果になってしまいます。特に、デリケートな素材の服の場合は、優しく扱うことが重要です。

外出先での応急処置を済ませたら、帰宅後はすぐに本格的な洗浄を行いましょう。次の章では、新しい軽い油汚れを家庭で簡単に落とす方法を紹介します。

2. 新しい軽い油汚れには食器用洗剤が効果的

調理中の油はねや、食事中のちょっとした食べこぼし。これらは新しい汚れなので、適切な対処をすれば比較的簡単に落とせます。ここで活躍するのが 食器用洗剤 です。食器の油汚れを落とすのと同じように、服についた油汚れにも効果を発揮します。

《食器用洗剤を使った油汚れの落とし方》

  • 1. 汚れの上にある固形物や余分な油をティッシュで軽く拭き取ります。
  • 2. 汚れた部分にぬるま湯をかけ、裏側にタオルを敷いておきます。
  • 3. 食器用洗剤を数滴たらし、指や古い歯ブラシで軽くたたくようになじませます。
  • 4. 汚れがタオルに移るまで、この作業を繰り返します。
  • 5. ぬるま湯でしっかりすすぎ、通常通り洗濯します。

ここでのポイントは、「こすらないこと」と「ぬるま湯を使うこと」です。熱湯を使うと、油が固まり逆に落ちにくくなることがあるため注意が必要です。

3. 頑固な油汚れにはクレンジングオイルを使用

食器用洗剤で落ちるのは「軽い油汚れ」に限ります。揚げ物の油やドレッシングのように、粘度が高い油 は、生地にしっかり染み込んでしまい、通常の洗濯だけでは落ちにくくなります。そんなときに使えるのが クレンジングオイル です。

クレンジングオイルは、ファンデーションや口紅のような油性のメイクを落とすために作られたアイテムです。その特性を活かし、服についた頑固な油汚れも浮かせることができます。

《クレンジングオイルを使った汚れの落とし方》

  • 1. 汚れの上にある固形物をティッシュで取り除きます。
  • 2. 汚れた部分をぬるま湯で軽く濡らし、裏側に汚れてもいいタオルを敷きます。
  • 3. クレンジングオイルを数滴たらし、指や古い歯ブラシで優しくたたきます。
  • 4. 汚れがタオルに移るまで繰り返します。
  • 5. ぬるま湯でしっかりすすぎ、通常の洗濯を行います。

《さらに落ちない場合は酸素系漂白剤を活用》
クレンジングオイルでも落ちない場合は、酸素系漂白剤を試すのが効果的です。酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤と違って生地へのダメージが少なく、色落ちしにくい特徴があります。

  • 50℃の温水に酸素系漂白剤を溶かし、汚れた服を1~2時間浸けます。
  • その後、通常通り洗濯を行います。

酸素系漂白剤は生地によっては使えないものもあるため、服の洗濯表示を確認してから試しましょう。

4. 時間が経った油染みには「重曹&食器用洗剤」

時間が経ってしまった油汚れは、繊維に深く染み込み、普通の洗剤では落ちにくくなります。こうした「しつこい油染み」には、重曹と食器用洗剤を組み合わせる方法 が効果的です。

重曹は、アルカリ性の性質を持ち、油汚れを分解する働きがあります。さらに、食器用洗剤と併用することで、より高い洗浄力を発揮します。

《重曹と食器用洗剤を使った汚れの落とし方》

  • 1. 汚れた部分を軽く湿らせ、重曹を振りかけます。
  • 2. その上から食器用洗剤をなじませ、15分ほど放置します。
  • 3. 指や歯ブラシで優しくたたき洗いします。
  • 4. ぬるま湯でしっかりすすぎ、通常通り洗濯します。

この方法は、特に 時間が経ってしまった古い油染み に効果的です。ただし、シルクやウールなどのデリケートな素材には向いていないため、目立たない部分で試してから使用するようにしましょう。

5. 機械油やエンジンオイルの汚れには「専用クリーナーを活用」

機械油やエンジンオイルは、通常の食用油とは違い、粘度が高く、生地の奥深くまで染み込んでしまいます。さらに、黒ずみ汚れが付着することが多いため、家庭用の洗剤では落ちにくい厄介な汚れのひとつです。

このような汚れには、専用のクリーナー を使うのが最も効果的です。作業着や整備服など、油汚れがつきやすい衣類を頻繁に洗う人は、専用クリーナーを用意しておくと良いでしょう。

《専用クリーナーを使った汚れの落とし方》

  • 1. 汚れた部分にクリーナーを直接塗ります。
  • 2. 5~10分ほど放置し、油が浮き上がるのを待ちます。
  • 3. 古い歯ブラシやスポンジで優しくこすります。
  • 4. ぬるま湯でしっかりすすぎ、通常の洗濯を行います。

《専用クリーナーがない場合は?》
専用のクリーナーが手元にない場合は、ベンジン や アルコールスプレー を代用することもできます。これらの溶剤は油を溶かし、汚れを浮き上がらせる働きがあります。ただし、これらのアイテムを使う際は、以下の点に注意してください。

  • 換気の良い場所で使用すること
  • 火気厳禁(引火の危険があるため)
  • デリケートな素材には使用しない

また、機械油がついた作業着やタオルを洗濯機で洗う際は、洗濯槽に油分が残らないよう、洗濯機の槽洗浄 を行うことをおすすめします。

6. 服の油汚れを防ぐための「事前対策」

服に油汚れがつくたびに落とすのは大変です。そこで、そもそも汚れがつきにくくなる工夫をする ことも大切です。ここでは、油汚れを未然に防ぐための実践的な方法を紹介します。

《撥水スプレーでコーティングする》
市販の撥水スプレーを使うと、繊維の表面に薄い膜ができ、油が染み込みにくくなります。特に、よく油汚れがつくエプロンや作業着にスプレーしておくと、汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。

《調理中はエプロンを着用する》
料理中に服が汚れるのを防ぐためには、やはりエプロンの着用が一番です。特に揚げ物や炒め物をする際は、油が飛び散ることが多いので、忘れずに身につけるようにしましょう。

《油跳ねガードを活用する》
フライパンや鍋から油が飛び散るのを防ぐために、油跳ねガードを使うのも有効です。最近では、コンロ周りを保護する専用のシートやカバーも販売されているので、キッチンの汚れ対策として取り入れてみるのも良いでしょう。

《作業着は専用のものを用意する》
機械油がつきやすい仕事をしている人は、普段着とは別に 専用の作業着 を用意するのがおすすめです。汚れても問題のない服をあらかじめ用意しておけば、お気に入りの服がダメになる心配が減ります。

服についた油汚れを防ぐためにできること

洗濯をする女性

服の油汚れを落とす方法を知っていれば、うっかり汚してしまったときでも慌てずに対処できます。しかし、最も簡単な方法は「汚さないこと」 です。

事前に撥水スプレーを使ったり、調理中はエプロンを着たりするだけでも、汚れのリスクを大幅に減らせます。また、作業用の服を決めておけば、おしゃれ着を汚す心配もなくなります。

油汚れを落とす方法と防ぐ方法、どちらも知っておけば、大切な服を長持ちさせることができます。日常生活で取り入れやすい方法から、ぜひ試してみてください。

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