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スーパーのお米の平均価格が1年前から約90%上昇と農林水産省が発表 3月に備蓄米放出予定でも国民は阿鼻叫喚
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農林水産省が2月9日までに全国のスーパーで販売されているお米の平均価格をまとめた結果を発表し、お米の高騰が異常なほど上昇し続けている現状が注目されています。
農林水産省は、全国のスーパー約1000店を対象にお米の販売価格の平均をまとめ、毎週発表しています。2月18日に発表された内容によると、2月3日から9日までの1週間のお米の平均価格は5キロあたり3829円で、前週に比べ、さらに141円上がったことが判明しました。
昨年2月のお米の平均価格は5キロあたり2000円程度だったため、1年間でお米の平均価格が約2倍の90%も上昇していることになります。
さらに詳しく見ていくと、去年の6月ごろから急激に平均価格が上昇し始め、8月には5キロあたり2500円を超え、9月には3000円を突破、今年1月に入ると3500円に上り、お米の値上がりが深刻なまでに続いている状況です。
一方で、スーパーにて販売されているお米の量は、去年8月には前年よりも40%以上増えましたが、その後は低迷しており、2月3日から9日までの1週間は9%あまり減少しています。
これらのお米の価格推移により、農林水産省では消費者の間でお米の買い控えの傾向も見られるとし、3月下旬以降に備蓄米が店頭に並ぶことで価格抑制につながるのではないかと期待しているとのことです。
このニュースに寄せられたネットの声
「90%?異常だよ!」
「もういい加減にして~」
「マジで何やってんの政府 いくらでもどうにか出来そうだけど」
「2月入ってからもまた高くなったよね?」
「転売屋みたいな業者が買い占めてるせいだよね?規制してほしい」
毎月のように値上がりしていくお米は、もはや日本人の国民食ではなくなるのではという不安の声も上がるほど、一般的な庶民にとって手の届きにくい価格となりつつあります。速やかに価格が元に戻るよう政府はしっかり対策を講じてほしいものです。