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立憲民主党・野田代表『高額医療費上限引き上げに批判』がん患者困惑の政府案に凍結の声
政府は、8月から高額療養費制度の上限額を引き上げる方針を示しており、このことをがん患者の団体に伝えたことについて、立憲民主党の野田代表が政府に対して意見を述べ、注目を集めています。
野田代表は15日に宮城県大崎市で記者団に対し、「修正案的なものを小出しに言ってきて、患者団体は困惑している。困らせるようなことをするな」と引き上げを批判し、凍結を求めています。
政府のこの方針について、がん患者などから見直すべきという声が上がり、14日に福岡厚労相は患者団体と面会。「多数回該当」については、上限額を据え置く修正案を伝えたとのことです。
このことについて野田代表は政府に対して批判的な意見を述べ、「凍結してやり直してほしいという人が大半」「がんを患いながら活動している人たちの負担になっている」と指摘。立憲民主党は14日に発表した2025年度予算案の修正案において、高額療養費制度の上限引き上げ凍結を求めています。
15日、野田代表は講演で、高額療養費制度が患者にとっての命綱であり、命にかかわる問題であるとして、凍結に「全力で取り組んでいく」ことを強調しました。17日の衆院予算委員会で野田代表は、石破首相に対して高額療養費制度の凍結を含める予算案修正を直接求めるとしています。
高額療養費制度の引き上げと野田代表の主張に対し、ネットではさまざまな声が上がっています。
この記事に寄せられたネットの声
- 「高額医療制度は維持した方が良い。 外国人等による医療ただ乗りを無くせば財源も確保出来る。」
- 「昨年、癌に罹患、手術後の病理結果で抗がん剤治療が1月に終了したばかりです。高額療養費制度は本当に助かりました。」
- 「そもそも日本を立て直してから外国のことを考えるべき。 日本人を犠牲にしてまで海外援助をするべきではない。」
- 「自分たちには影響の出ないやり方で増税するのは卑怯だと思う。」
- 「ここまで国民の意に反する政策ばかり打ち出して、この政党はホントに何がしたいんだろう。」
高額医療費を引き上げてしまうと、さらに生活が困窮する人が増えるのは明らかと言えるでしょう。