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自宅で家族が逝去…家族はどのように対応すべき?
ある日突然、自宅で家族倒れ、そのまま亡き人になってしまうというケースは珍しくありません。特に高齢者のいるご家庭では、急性の疾患が発症して亡くなってしまう事例が多く報告されています。
突然、自宅で家族が亡くなってしまった場合、多くの人はパニックに陥ってしまい、どのように対処すべきか正しい判断が難しくなることでしょう。
救急車を呼ぶべきなのか、すでに亡くなっていることがわかる場合はどうすべきなのか…さまざまな迷いで焦ってしまうはずです。
自宅で家族を看取ったときに注意すべきこと
自宅で家族を看取ることになった場合、以下の行動は後にトラブルを招く恐れがあるのでやめましょう。
- 遺体を勝手に動かしてはいけない
- 銀行口座から預金を引き出さない
- 衣服の着せ替えはしない
- 遺体を拭いてあげるなど勝手に清掃しない
- 医師や警察の診断なく葬儀の手続きを進めない
遺体を勝手に動かしたり、衣服を着せ替えたり、汚れているからと体を拭いてあげたりすると、死因を特定する際に正しい判断が下せなくなったり、状況によっては事件性を疑われる恐れもあるので気をつけましょう。
自宅で家族を看取ったときにやるべき5つのこと
自宅で家族を看取ったときは、落ち着いて下記の対応をとってください。
1.かかりつけ医がいる場合は医師に連絡する
家族にかかりつけ医がいる場合は、かかりつけ医に連絡するのが一般的です。かかりつけ医の連絡先に電話を入れ、今の状況を説明します。その後、かかりつけ医の指示に従って行動してください。
特にご高齢の方はかかりつけ医を持つことが多く、連絡先も把握しています。日頃からどこの医者にかかっているのかをご家族と共有しておくべきでしょう。
2.かかりつけ医がいない場合は警察に連絡する
もしもかかりつけ医がいない場合、救急車を呼んでも亡くなっている場合は遺体を搬送できないので、意味はありません。この場合は、救急車を呼ぶのではなく警察に連絡を入れます。
警察に連絡する際は、家族が倒れて亡くなっていることを伝え、家族の名前や住所、亡くなるまでの経緯や現在の状況を説明してください。その後、警察が現場に急行し、検死などが行われます。
3.医師や検察医から「死亡診断書」を受け取る
かかりつけ医や警察が到着したら、まずは遺体の確認が行われます。どのような死因でなくなったのか、事件性はないかなどを調べた後、死亡診断書、または死体検案書を受け取りましょう。
この死亡診断書(死体検案書)は死亡届を提出する際に必要になるので、大事に保管してください。
4.死亡診断が出てから遺体を安置する
遺体の安置ですが、死亡診断が確定してから安置の準備を進めてください。自宅で安置する場合は、安置に必要なものを準備する必要があります。
自宅で遺体を安置する場合は、棺や敷布団、薄い掛け布団、ドライアイスなどが必要になります。事前に準備をしておかなければ難しいものばかりなので、安置施設に預かってもらう選択を取るご遺族が多いです。
また、葬儀社をすでに決めている場合は、葬儀社側で遺体を安置してくれるところが多いので、そのまま遺体を搬送してもらいましょう。
5.葬儀の準備や必要な手続きを済ませる
遺体を安置している間に、葬儀の準備や必要な手続きを済ませましょう。基本的には葬儀社に連絡して、葬儀社のスタッフの指示に従って行動することで、直近に必要な手続きも済ませられるケースが多く見受けられます。
また、葬儀社側が死亡届や火葬に必要な申請などを代わりに進めてくれるところも多いので、何から手をつければいいのかわからないという方は、ぜひ葬儀社に相談してください。
自宅で家族が亡くなったら冷静に正しい対応を
自宅で家族が亡くなると、突然のことに悲しみや戸惑いからパニックに陥ってしまう人も少なくありません。しかし、誤った行動は事件性を疑われてしまうケースもあるため、落ち着いて正しい対応をとりましょう。