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NHK党立花孝志 千葉県知事選の2馬力選挙に大学教授が批判 話題に
千葉県知事選(27日告示、3月16日投開票)を巡り、NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)が表明した「2馬力選挙」について、専門家から厳しい批判の声が上がっています。
立花氏は今月7日の記者会見で、自身が立候補しながら現職の熊谷俊人氏(46)を応援する「2馬力選挙」を行うと発言。これに対し、千葉商科大学の田中信一郎准教授(政治学)は「基本的に2馬力選挙はあってはならない」と強く批判しています。
田中准教授は「違法ではないものの、公職選挙法の趣旨に反する」と指摘。「立候補者が当選を目指して初めて意味があるので、それを目指さない人が立候補するのは想定されていない」と説明しています。
また、「資金力のある人なら数馬力の街宣車で選挙運動をすることができてしまう」と、選挙の公平性が損なわれる危険性も警告しています。
一方、応援を表明された熊谷氏は「迷惑で、困惑している」と述べ、「2馬力選挙は本来、公職選挙法の趣旨として想定していない」と拒否の姿勢を示しています。
この問題は全国的な注目を集めており、波紋が広がっています。石破茂首相も国会で法改正の必要性に言及しており、選挙制度の在り方を問う議論に発展しています。
田中准教授は有権者に対し、「意図的に2馬力選挙をしている候補者がいたら、両方とも落とす意思を持つことも重要」と訴えています。千葉県知事選への影響については、「現職にとって2馬力によるプラスは何もない」とし、むしろ票を減らす可能性があると分析しています。
この話題に寄せられたネットの声
「選挙管理委員会は立候補届を受け付けないようにすべきだだと思う」
「ほんとこの人何をしたいのか分からない人、なんで知事選に出るのに、他の候補応援する?」
「こうした人物を容認している社会に不安をおぼえる」
「上手くズルしたやつが勝つ仕組みなんとかしてくれ」
「僕に投票しなくていいというようなやつを立候補させないでくれ」
「逮捕してくれ頼む」
この話題には立花党首に対する批判的なコメントが数多く寄せられていました。