入院中の人をお見舞いするときの『適切なタイミング』とは?やってはいけないNG行為も

知り合いが入院すると、心配ですよね。だからといって、入院していると聞いてすぐにお見舞いに行くのはよくありません。入院している人の家族などに連絡し、お見舞いの日程を決めるなど、配慮ある行動を心がけましょう。お見舞いに行くタイミングの目安や、入院中の人にすべきではない行動をまとめているので、参考にしてみてください。

入院中の人をお見舞い、いつ行くべきか悩む…

入院している親族や友人などへのお見舞い、いつ行くべきか悩みますよね。入院してすぐだと体調が悪い可能性が高く、退院寸前だと手続きや退院準備でバタバタしている可能性が高いです。

入院中の人をお見舞いするときの適切なタイミングを把握し、相手に大きな負担をかけないようにしましょう。

入院中の人をお見舞いするときの『適切なタイミング』とは?

入院中の人をお見舞いするときのタイミングの目安は、以下の通りです。

【大前提】お見舞いに行く前に、入院してる人の家族に連絡

入院しているということは、体調を大きく崩している可能性が非常に高いです。回復の仕方には個人差があるので、入院している人の家族などに一度連絡をして回復の仕方や面会が可能か、お見舞いをしても問題ないかを確認しましょう。

いきなりお見舞いに行くと、状態がよくない場合入院している人に大きな負担をかけてしまいます。仕事の都合などもあるかもしれませんが、いきなりお見舞いに行くのは基本的にNGです。入院している本人に直接お見舞いしていいか聞くと、気を使う可能性もあります。

面会できる状態の場合は、入院後4~5日経過してから

入院している人の親族の人などに確認を取り、お見舞いに行く場合は、入院して少し落ち着いた入院4~5日目を目途にお見舞いに行きましょう。昨今は入院期間が短くなっている傾向がありますが、だからといって入院して間もないときにお見舞いに行くのはよくありません。

退院直前や当日に面会に行くのも避けるべきですが、入院直後のお見舞いも避けるべきです。退院が早そうな場合は、親族の人に相談してお見舞いの日程を決めるのもよいかもしれません。お見舞いは、面会時間を守るのがマナーです。長居も禁物なので、注意してください。

手術を受けた場合は、術後2~3日経過してから

手術は体に大きな負担をかけることが大半なので、手術内容も考慮しつつお見舞いの日取りを決めましょう。小さな手術であれば術後2~3日で状態はかなり回復している可能性が高いですが、予後がよくなかったり大きな手術でようやく集中治療室から出たなど、状態が回復していない段階でのお見舞いはNG。

手術を受けた場合も、親族などに確認の連絡を入れてからお見舞いに行きましょう。

日数が経過しても容体が安定していない場合は面会を避ける

手術や入院措置になる場合は、かなり体調が悪い状態だったことが考えられます。年齢や持病などで入院後や手術後思うように体調が回復しないこともあるので、入院している人の家族に連絡し、入院している人の様子を伺いましょう。

入院している人の体調や容体が安定していない段階でお見舞いに行っても、負担をかけるだけになってしまいます。

入院中の人をお見舞いするとき、やってはいけないこととは

禁止の意思表示をする女性

入院中の人をお見舞いするときにやってはいけないことは、以下のものがあります。

  • 大人数で押しかける
  • 元気な子どもを連れて行く
  • 長時間居座る
  • 寝ている患者を起こす
  • 「顔色が悪いね」「良くなってないの?」など、病気にまつわるマイナスイメージの言葉をかける
  • 異性が一人で入院患者を見舞う
  • 親族ではない男性が、婦人科に一人でお見舞いに行く
  • 聞かれてもいないのに仕事の話を振ってプレッシャーを与えるなど

入院中の人の負担になるようなことは、基本的にすべきではありません。寝ているときは親族にお見舞いの品を渡し、いない場合はナースステーションなどで預かってもらうのがよいでしょう。

まとめ

入院中の人をお見舞いするときは、入院している人に負担をかけないよう注意しなければなりません。容体などを事前に家族に確認し、面会に行きましょう。

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