“熊がかわいそう” クレームに知事が反撃『お前のところに送る』発言に再度クレーム ネットでコメント殺到「いつまで犬猫と同じだと思ってんの…」「クレームしたヤツが国内の熊を全て保護しろ」

熊がかわいそう?「殺さないで」クレームに知事が反撃 「お前のところに送る」発言に賛否両論

秋田県の佐竹敬久知事が17日の県議会予算特別委員会で、クマの駆除に関する苦情電話への対応について、強い口調で持論を展開しました。

「もし私に電話が来たら『おまえのところにクマを送るから、住所を送れ』と言います」。知事は、悪質なクレーム電話に対してこのように対処する考えを示したのです。

この発言の背景には、先月30日に秋田市内のスーパーで発生したクマによる襲撃事件があります。従業員が襲われ店内に侵入したクマは、その後捕獲され駆除されました。

この駆除に対し、県自然保護課には56件もの電話が殺到。そのうち24件が「駆除反対」を訴えるもので、ほとんどが県外からの抗議でした。「殺さないで」「かわいそう」「山に放して」といった内容が大半を占めています。

県職員は、こうした苦情電話の対応に追われ、一件30分以上に及ぶケースも。「話を聞いても何回も同じ意見を繰り返すので、業務に支障をきたしています」と県広報広聴課の担当者は述べています。

知事の発言後、18日昼までに県には新たに26件の意見が寄せられました。うち18件が「よく言ってくれた」と支持を表明。一方で6件が反対意見を示しました。

県は「従来より放獣していない」という方針を一貫して説明していますが、自分の主張を一方的に押し付けようとするクレームは後を絶たない状況が続いています。

なお知事は報道陣に対し、「本当に送ることはできないが、そのくらい言わないといけないほどひどいものがある。私が強い態度を取らないと職員もできない」と、発言の真意を説明しています。

この話題に寄せられたネットの声

コメント

「いつまで犬猫と同じだと思ってんの…」
「今回の件に限っては賛同」
「何もせず、手も貸さず、金も出さず、口だけ出すのやめろよ」
「クレームしたヤツが国内の熊を全て保護しろ」
「クレーマーに対して良く言ってくれたと思う」
「当該発言には100%賛成」

この話題には数多くのコメントが寄せられていました。
これらの出来事は人と野生動物との共生をめぐる難しい課題を浮き彫りにしており、今後も議論を呼びそうです。

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