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ベンツがローマ教皇に特別の『Gクラス』を納車 ビジュアルが話題に
メルセデス・ベンツは12月5日、フランシスコ教皇専用の特別仕様車「ホープモービル」を納車しました。同社が約100年にわたり手がけてきた教皇専用車の最新モデルとなります。
今回のホープモービルは、新型電動Gクラスをベースに製作された1台限りの特別仕様車です。最大の特徴は、同社初となる完全電動化されたローマ教皇専用車という点です。
車両後部には高さ調整が可能な回転シングルシートを装備し、フランシスコ教皇があらゆる角度から群衆に語りかけることを可能にしています。さらに、このメインシートの後方には2つの補助席も設置されています。
オープンエアでの使用も想定し、Bピラーより後ろのルーフは取り外しが可能な設計となっています。雨天時には独立したハードトップを装着することで、乗員を悪天候から守ることができます。
メルセデス・ベンツは1930年代から教皇専用車の製作を手がけており、初代となる「ニュルブルク460プルマンサルーン」を当時の教皇ピウスII世に納入して以来、バチカンとの深い関係を築いてきました。
今回の納車式には、メルセデス・ベンツグループAG会長のオラ・ケレニウス氏らが出席。フランシスコ教皇への直接の引き渡しが行われました。
この話題に寄せられたネットの声
「後ろの真ん中の席に座ってみたい」
「有り余る金で、おもちゃつくってますね~」
「豪華な車!いくらなんだろ」
「カジキ釣りが出来そうだな笑」
「ローマ教皇の愛車はGクラスだったんだ」
この話題には車好きの方から多くのコメントが寄せられていました。
環境に配慮した最新のEV技術と、教皇専用車に求められる機能性を両立した新しいホープモービルは、次世代の教皇専用車の新たな一ページを開くものとして注目を集めています。