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自分は冗談でも、相手はそうと受け取らないことも…
自分としては軽い冗談で言ったことなのに、相手のことを深く傷つけてしまったという経験がある人は、実は少なくありません。相手のことを傷つけてしまう冗談は、絶対にいうべきではないので、どのようなものが含まれているのかをチェックし、口にしないようにしましょう。
冗談でも絶対に言ってはいけないこと5選
冗談でも絶対に行ってはいけないことは、以下の通りです。
1.容姿を揶揄する言葉
相手の容姿を見下したり馬鹿にするような言葉は、どんなに仲がよくても言ってはいけません。
- ブス
- デブ
- ちび
- 太った?
- 劣化したね
- そんな見た目だっけ?
- 見ないうちに変わったね…嫌味な意味で
- 似合わない服~など
容姿は、自力ではどうにもできない部分があります。妊娠出産で女性は太りやすくなり、年齢を重ねると代謝も落ちます。また、男性もホルモンバランスの変化に伴い髪が薄くなる人もいるでしょう。病気で太ったり痩せたりということもあるので、外見を揶揄する言葉は基本的に全面NG。
2.子どもの頃の相手の失敗談
子どもの頃の自分の失敗談であれば笑い話にしても問題ありませんが、相手の失敗談を笑い話にするのは非常に失礼な行動です。
- 乳児や幼児期の相手の失敗を言いふらす…おもらしなど
- 学生時代の失恋など、触れられたくない話題をあえて持ち上げるなど
特に幼少期の失敗は、絶対誰にでもあります。そこをあえて取り上げて揶揄するのは、相手があらがえない部分なので非常に質が悪いです。
3.マウントとも取れる言葉
なにに対してもマウントを取るような冗談は、周囲の人を不快にさせます。
- そんなのも知らないの?
- これだから
- 無知など
上から目線の言葉を浴びせるだけでも不快な気持ちになりやすく、それを冗談として行っている部分に無神経ささえ感じる人もいます。
4.相手が言ったことや反論した言葉を、面白おかしくまねる
相手を見下し、反論や発言を面白おかしくからかうような態度を取る人もいます。本人たちにとっては冗談かもしれませんが、された人にとっては心の傷になる行為です。子どもっぽい行動でもあるので、周囲の人から白い目で見られているかもしれません。
5.相手の仕事や給与、学歴を馬鹿にする文言
相手の仕事や給与、学歴を馬鹿にするような文言はNG。
- 大したことない会社
- 頭の悪い学校
- その程度の給与
- 安月給でかわいそう
- あなたにお似合いの仕事(学校)など
自分が言われたときに真に受けてしまうとショックを受けるような言葉は言うべきではなく、相手が努力していることを見下すようなことも言ってはいけません。
つい余計なことを言ってしまう…どう改善すべき?
自分は余計なことを言ってしまう、悪い冗談を言ってしまうと自覚している場合は、以下のような方法で改善しましょう。
- 口が滑りそうなときは黙る
- もし自分が言われたら、どんな気持ちになるのかを考える
- 相手の気持ちを考える習慣を持つ
言ってしまいそうなときは、とにかくとっさに黙るのが有効です。言葉を飲み込み、あとで言おうとした言葉と状況などを振り返りましょう。相手の立場に立って考えることで、冗談でも言ってはいけない言葉を回避しやすくなりますよ。
まとめ
冗談でも言ってはいけない言葉は、複数あります。自分が何気なく使っている言葉が含まれていないか、定期的に振り返りましょう。