目次
寒中見舞いとは
寒中見舞いとは、日本に風習の中にある二十四節季にある小寒から立春の間に送るものです。期間としては、おおよそ1か月ほどあり、はがきの種類も豊富に取り揃えられています。
相手が喪中かどうかなどを確認し、適切なデザインのものを選らんで、寒中見舞いを送るのに適切な期間中に出しましょう。
寒中見舞いを出すタイミング
寒中見舞いを出すタイミングは、以下の通りです。
相手が豪雪地帯など寒さが厳しい場所に住んいる
日本列島は縦に長いので、全く雪が降らず冬でも気温が下がらずに過ごせる地域がある一方で、豪雪地帯であったり毎年厳しい寒さを乗り切る地域もあります。大切な人が冬の厳しい気候に耐えつつ生活しているという場合は、寒中見舞いを送って相手を気遣いましょう。
相手が特に喪中などの特別な期間を過ごしているわけではない場合は、水仙や椿、梅などの鮮やかな柄のはがきを選んで寒中見舞いを送ることもできます。さまざまなデザインのものを選ぶことができるので、相手の好みものもなどを選んで寒中見舞いを送りましょう。
相手あるいは自分が喪中だった
相手や自分は喪中で、新年のあいさつである年賀状が送れない状態だった場合は、寒中見舞いを出して新年のご挨拶をしましょう。喪中であることを考慮し、あまり明るすぎるような文章をしたためるのはよくありません。とはいっても新年なので、暗い気持ちになる内容をしたためるのも避けましょう。
喪中につき新年のご挨拶である年賀状が遅れなかった場合、寒中見舞いで選ぶべきはがきは派手ではないデザインのものを選ぶのがマナーです。シンプルなデザインのものを選ぶべきなので、どのようなものを選ぶべきか悩んだ場合は店員さんなどに相談しましょう。
寒中見舞いのはがきに余った年賀はがきを使用するのはマナー違反!
年賀はがきが余ったからといって、寒中見舞いで年賀はがきを使用するのはNG。使いまわしをする時点で相手に失礼であり、喪中だった場合関係にひびが入る恐れがあります。
寒中見舞いで書くべき内容
寒中見舞いで書くべき内容とは、以下の通りです。
- 季節の言葉…「寒中見舞い申し上げます」や「寒中お伺い申し上げます」といった内容のほか、「拝啓」などでもOK
- 相手のことを気遣う言葉…「お変わりありませんか」「いかがお過ごしですか」のほか、年賀状が多忙などの理由で送れなかった場合は「年賀状が遅れてしまい、申し訳ありません」と一言添える
- 近況を報告する…自分や自分の家族などの近況を、できるだけ手短に報告する
- 結びの言葉…「まだまだ寒さが続きますが、ご自愛ください」など、相手の心身を気遣う言葉を添えるのがよい
自分が喪中であることを相手が知らなかった場合、寒中見舞いでその旨を伝えましょう。小さな文字でびっしり書いてしまうと読みにくいので、ご挨拶と近況報告を兼ねている点を踏まえてできるだけ簡素で相手が共感できるような内容のものをしたためましょう。
まとめ
寒中見舞いは、送る期間が限られているものです。相手のことを思いやった文章ではがきをしたため、相手の気持ちが和むようなものを送りましょう。