子育て『大変なことランキング』トップ5!多くの親が共感する悩みとは?

育児につかれている母親

毎日の子育ては予想を超える苦労が伴うものです。家事や育児、さらには経済的な負担などで「本当に私だけがこんなに大変?」と感じることもあるかもしれません。ここでは子育ての大変さトップ5と、少しでもその負担を軽くする工夫や利用できる公的支援をまとめました。

子育てにおける大変なことランキングトップ5

子育ての悩みは、人によってさまざまですが、共通して感じやすい大変さも多くあります。それでは、日々の生活でどのような悩みが多いのか、ランキング形式で見ていきましょう。

1位:子どもに対するイライラが募ること

育児ストレスを感じている母親

子どもを思う気持ちが強いからこそ、親は無意識のうちに理想を押し付けてしまいがちです。しかし、子どもも一人の人間である以上、思い通りにいかない場面も多いでしょう。

例えば、おもちゃを片付けない、言うことを聞かない、そんな些細なことがきっかけでついイライラしてしまうのも自然なこと。心の中で「こうあるべき」という期待を少し緩めるだけで、気持ちが楽になることもあります。

心理学的には、親子関係で過度な期待を抱くことがストレスの要因になり得るとされていますので、リラックスして向き合いましょう。また、イライラした自分を必要以上に責めず、時間をおくことで冷静な判断ができるようになります。

2位:経済的負担が重くのしかかる

お財布からお札を出すところ

教育費や医療費、さらに日々の食費や子どものお小遣いなど、子育てには多くの費用がかかります。2024年から、児童手当が高校生年代まで延長されたほか、第3子以降の支給額も増額されており、家計の支援に繋がっています。加えて、働く親をサポートするための「こども誰でも通園制度」が導入され、保育費用が無償化される取り組みも進行中です。

例えば、3歳から5歳児の保育が無償となる制度もその一例です。こうした公的支援の利用で、家計の負担を少しでも減らしていきましょう。詳しくはお住まいの自治体のホームページから確認してみてください​。

3位:自分の時間を確保できない

子育て中は、どうしても自分の時間が後回しになりがちです。子どもと過ごす時間を優先するあまり、気づくと自分の趣味やリフレッシュの時間が取れなくなることも。これが積み重なると、心身ともに疲弊してしまいます。そんなときは、便利家電や家事代行サービスを積極的に活用してみましょう。

例えば、ロボット掃除機やドラム式洗濯機などは、日々の負担を大幅に減らしてくれる頼もしいアイテムです。家族に協力を依頼するのも賢い方法です。少しでもリラックスする時間を意識的に確保して、リフレッシュすることが大切です。

4位:日々の肉体的な疲れ

掃除が手詰まりになっている女性

育児と家事の両立は、言葉では言い尽くせないほどの重労働です。毎日24時間体制で育児を行うことで、体も心も疲れてしまうことがあるでしょう。ときには、ストレッチやヨガを取り入れ、体をほぐす時間を持つことも必要です。

体の疲れがたまると心にも影響を与えます。運動不足を解消し、心身のバランスを整えることで、子育てのストレスも軽減されるでしょう。日常の中に短いリフレッシュタイムを組み込むことで、疲れにくい体づくりを目指しましょう。

5位:睡眠不足による体調不良

育児では、特に乳幼児期の授乳や夜泣きで細切れの睡眠が続くことも少なくありません。夜中に起こされるたびに心身が疲れ、翌日の活動に支障をきたすこともあります。

睡眠不足が慢性化すると、自律神経の乱れや免疫力の低下が生じやすくなるため、できる限り昼間に分割して休息を取ることが推奨されています。日中の家事の合間に、短時間でも子どもと一緒に昼寝を取り入れるなど、自分の体調を保つ工夫が必要です。

負担を減らすための支援を活用しよう

子育てにはこのような大変さがつきものですが、公的支援制度や便利グッズなどを活用することで、負担を軽くする方法も多くあります。

例えば、近年は働く親向けの支援制度が拡充されており、こども家庭庁をはじめとした公的機関が、各家庭に合った支援策を提供しています。お近くの子育て支援センターでは、悩み相談や育児アドバイスを受けられるため、孤立しがちな子育ても少し楽になるでしょう。育児での孤立感や不安を感じたときには、まず周囲のリソースを積極的に活用してみましょう。

子育ての悩みは尽きない!

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子育てをしていると、たくさんの喜びや学びが得られる一方で、大変さも感じます。時にはイライラしたり、疲れ果てたりするのも当然のことです。

しかし、そうした経験があるからこそ、子どもが成長したときの喜びが一層深まるのかもしれません。振り返るとき、「大変だった」と思いながらも、それが家族の絆を深める大切な時間だったと感じられる日がきっと訪れるでしょう。

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