『産後の恨みは一生』と言われる理由とは?解決する方法はないの?

産後の恨みは一生という言葉がありますが、軽視している人は要注意!産後の人は、出産による大ダメージを追いつつ、生まれたての幼い命を必死に育てている状態です。そういった状態の人にかけるべきではない言葉や態度を取ってしまうと、一生恨まれます。どうして産後の恨みは一生といわれるのか、その理由をチェックしておきましょう。

『産後の恨みは一生』って本当?軽視は危険!

赤ちゃんを抱っこしながらソファでスマホをしている夫にあきれているような女性

「産後の恨みは一生」という言葉がありますが、あれはおおよそ本当です。「そんな大げさな」と思っている男性が非常に多いですが、出産そのものが命がけで、その後ホルモンバランスがガタガタになるので、そこで寄り添えない男性に対する恨みは一生ものになってもおかしくありません。

『産後の恨みは一生』と言われる理由

赤ちゃんが泣いている様子

「産後の恨みは一生」といわれる理由は、以下の通りです。

辛いときに寄り添ってもらえなかった絶望感と悲しみが深いため

前述したように、出産は命がけです。交通事故に匹敵するダメージを追いつつ、育児が開始するのです。また、ホルモンバランスも急激に変化します。ミッション車のオーバートップとローの両極端の状態を短時間で何回も繰り返し続けている状態といっても過言ではありません。

そんな心身ともにボロボロの状態のときに、容姿を揶揄したり自分中心で奥さんを手ごまに扱いような発言をしたとなると、冗談ではすみません。一生ものの傷になります。交通事故に遭って精神的に参っているとき、その容姿を笑われて平気な男性がいないように、産後の女性は心身ともにボロボロかつデリケートな状態なのです。

自分や家族、特に子どもに関わる記憶は一生残るため

産後の女性は、自分の外見に気を使っている暇などありません。育児は命がけであり、子どもが育つためには母親が一生懸命手をかけなければならないのです。そんなときに言われた心無い言葉や、正気か疑いたくなるような行動をすると、間違いなく恨まれます。

  • 自分だけ遊びに行く
  • 子どもが泣いているときに、「うるさい」「黙らせろ」「ママだって」と子どもに悪口を言ったり育児を丸投げにする
  • 親世代の人から「今は楽でいいね」「安産だから楽だったね」「帝王切開はお産じゃないから」といった内容のことを言われる

自分が言われて根に持つようなことや、自分がされて嫌なことは、産後の女性には絶対にしてはいけません。

産後の生活を軽視する発言で信頼を失う

産後は、基本的にこま切れ睡眠で母乳育児の場合は乳腺炎になったり乳首が裂けるといった、満身創痍の上に負荷がかかる日々を過ごします。寝られるときに寝て、食べられるときに食べる生活になるので、三食決まった時間に食べて夜になったら寝る生活をしている人は産後の生活を揶揄してはいけません。

毎日家にいると休みと思っているのは、家の中のことを把握できていない人の発想です。

産後の恨みを買ってしまったときの解決方法

産後の恨みを買ってしまった場合、以下のような解決方法を実践してみましょう。

  • 妻が休めるような時間を設ける
  • 誠心誠意尽くす
  • 思い当たる節がある場合は謝り、二度と繰り返さない

産後の恨みは、一生消えません。そのことを念頭に置き、自分ができることに精一杯取り組みましょう。誠心誠意尽くすことで、恨みの深さが若干和らぎやすくなります。

まとめ

産後の恨みは一生という言葉は、本当です。悪気の有無に関係なく、産後の人には優しく接し、手助けを行うべきです。

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