節約を頑張りすぎるデメリットとは?5つのリスクと自分に合った節約方法の見つけ方とは

節約することは非常に重要ですが、節約だけを重視した生活をしていると心身に大きな負荷をかけてしまう恐れがあります。どのような節約の仕方がNGなのかを把握し、健康を維持して無理のない節約を目指しましょう。自分に向いている節約方法を見出すコツも、複数紹介しています。

節約を頑張りすぎるデメリット

お金は使うとなくなります。昨今は物価高や世界情勢の不安定さからくる値上げなどで、生活必需品の買い物で家計が圧迫されることも少なくありません。自然と出費額が増えるので、生活費もそれに伴い高くなります。

しかし、出費額を抑えるためにと無理な節約をすると、すべてを損得勘定で考えるようになり、心のゆとりが持てなくなる可能性が高いです。周囲の人とギクシャクしたり、心にゆとりがないため常に精神的に追い詰められやすくなり、視野を狭めやすくなるので注意しましょう。

節約を頑張りすぎる5つのリスク

節約を頑張りすぎるリスクは、以下のものがあります。

1.周囲の人とのつながりが薄くなる

節約しすぎると、周囲の人とのつながりが薄くなりやすいです。

  • 誘われても外食しない…外食してもみんなと同じものを頼まず、安いものばかり頼んで空気が悪くなるなど
  • 遊びの誘いを断りやすい…付き合いが悪いと思われ、誘われなくなる
  • 友達と同じものではなく、安い類似品を持ちやすくなる…周囲の人と足並みをそろえないなど

周囲と足並みをそろえず、自分だけが安いものを買うと、周囲の人は戸惑ってしまいます。節約を優先させ続けると、友人との関係がぎくしゃくしやすく、気づいたときには声をかけられなくなってしまっているかもしれません。

2.同じ類のものしか食べない

高くなりやすいものの出費を抑える場合、食費がかかっていることに注目する人は多いでしょう。食費を抑えるために無駄な買い物を控えることは非常によいことですが、ちょっと高いものは全部カットして、同じような食材しか買わなくなってしまうのはよくありません。

栄養が偏るだけでなく、代り映えしない食事は心の栄養が不足する原因につながります。

3.安物買いの銭失いになることがある

節約志向が最優先になると、大きな買い物をするときとにかく安いものを買おうと考えやすくなります。そのため、リサイクルショップやフリマサイト、聞いたことがない激安メーカーの家電などを購入したい気持ちになりやすいものです。

これらのサービスが粗悪品しか扱っていないかというと、そうではありません。しかし、当たりはずれがあったり、壊れやすい可能性は高いです。安いからという理由だけで家電などの大きな買い物をすると、安物買いの銭失いになる可能性があります。

4.生活のマンネリ化

厳しい節約生活をしていると、できることの幅が狭まります。お金を使う外出は控えるようになり、映画やショッピングなども足が遠のいて、休日は家に閉じこもっているといった代り映えしない生活や休日を過ごしやすくなります。

生活がマンネリ化するとメリハリがなくなるので、心躍る瞬間がなくなってしまう可能性が高いです。

5.心身の健康が維持しにくくなる

あまりにも厳しい節約生活を送っていると、心身の健康を維持しにくくなることがあります。

  • 真夏や真冬、エアコンをはじめとする家電製品を使用しない
  • 同じものしか食べない…栄養が偏り、不健康になりやすい
  • 自分自身のメンテナンスにお金をかけない…不調でも病院に行かない、薬を買わないなど

上記のような過剰な節約生活を送っていると、心身に大きな負荷がかかります。節約によるストレスが原因で体調を崩したり、熱中症などにかかって入院することになると、大きな出費につながります。

自分に合った節約方法の見つけ方

節約のイメージ

自分に合った節約方法の見つけ方は、以下の通りです。

  • 自分が大切だと思っているものには、ちゃんとお金をかける
  • 冠婚葬祭やお金を出さねばならない場面では、割り切って気持ちよくお金を出す
  • 嗜好品などの出費は抑えつつ、すべてカットするのではなく心の栄養となる部分は購入する
  • 買い物は買うものだけを決めるのではなく、金額を決めてその金額内でやりくりする
  • 固定の見直しなどを行う

無理な節約を繰り返していると健康を損なう可能性が高いので、選択肢のある節約や無駄な物を買わない、セールに踊らされないなどの面にも注意すべきです。

まとめ

無理な節約は、心身に負荷をかけます。周囲の人とのつながりなども重視し、無理のない節約に取り組みましょう。

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