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それは言わなくていいな…余計な一言で空気が悪くなってしまう
「それは言わなくてもいいのでは?」と感じることをあえて口に出し、場の空気を悪くする人はいるものです。どうして余計なひと言を言ってしまうのでしょうか?言わなくてもいいことを言う人の特徴や心理について、まとめました。
『余計なことを言う人』の特徴や心理5選
余計なこと言う人には、以下のような特徴や心理がみられます。
1.相手の気持ちを考えるのが苦手
自分が発する言葉で相手がどのような気持ちになるかを想像することが苦手な人は、相手が傷つくような余計なことを言いがちです。
- 相手の気持ちを考える習慣を持っていない
- 自分が言われても気にしないため、相手も同じだろうと考えて話している
相手は自分とは異なる人間であり、自分の価値観や考えを押し付けていいわけではありません。そのことがわかっていないので、相手の気持ちを無視した言葉を発しやすいのです。
2.なにも考えずに言葉を発する
今自分が言おうとしている言葉を口に出すと、周囲の人はどう思うか、その場の空気はどうなるかを想像しない人は、場違いな言わなくてもいいことを言ってしまいます。
もちろん悪気はありませんが、悪気がなかったから許されるというものでもありません。子ども同士でもそうなので、大人になってやってしまうと周囲の人から距離を取られます。
3.衝動的な行動に出やすい
考えるよりも行動に出るタイプの人はいますが、同じように考える前に衝動的に言葉を発する人もいます。衝動的に言ってしまった言葉で相手が傷ついても、「まあいいや」「謝ればいい」など重く捉えずにいるため、衝動的な行動を抑える習慣を持てていないのかもしれません。
4.お節介
言わなくてもいいことを言う人の中には、お節介な人もいます。本人も分かっているようなことをわざわざ言い、相手に忠告してあげたという気持ちになる人もいて、「私がやってあげないと」といった心理が働いていることもあります。
相手のことを純粋に心配してかけている言葉である可能性もありますが、相手からすると余計なお世話ということも…。
5.自分の方が優位に立っていることを知らしめたい
言わなくてもいいことをわざわざ口に出すことで、自分はなんでも知っている、自分の方が優位にいるという主張をしている人もいます。マウント体質でその場を収めるトップに立ちたいという願望が強い人に見られやすい行動といえます。
余計な一言への上手な指摘の仕方
余計な一言への上手な指摘の仕方は、以下のものがあります。
- 自分が同じことを言われたら、どんな気持ちになるかを問いかける
- 言わなくていいことを言っている自覚があるか問う
- 相手に「なにが言いたいの?」とズバリ聞いてみる
- 当てつけのようなことを言っている場合、なにか嫌なことがあったのかを聞いてみる
余計なことを言う人の中には、無意識で言っている人と意識して相手に言わなくていいことを言っている人がいます。無意識に言っている人には指摘を行い、意識して言っている場合は相手の話を聞いてあげることも重要です。
まとめ
余計なことを言う人は、どこにでもいます。どうして言わなくてもいいことを言うのか、相手の様子をよく観察してどうかかわりを持つべきかを見出しましょう。