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たまにプツンと緊張の糸が切れて、抜け殻みたいになってしまう
毎日コツコツ真面目に頑張っていると、場合によっては前触れなく気持ちがぷつんと途切れてしまい、自分でも驚くほど抜け殻のような状態になってしまう経験をしたことがある人は要注意!真面目な人が気付きにくい、いくつかの危険性を持っているかもしれません。
真面目な人が気付きにくい『5つの危険性』
真面目な人が気付きにくい、危険な面を持っていることについてまとめました。
1.損をすることがある
真面目な人は、無意識に損をしている可能性があります。
- 頼まれたことを断れない…無理をしてでも仕上げる
- 適度な手抜きができず、ずっと肩に力が入りっぱなしになっている
- 周囲の人から固い印象を持たれ、思うように人間関係が構築ができない
- 同僚や先輩のできていない仕事が回ってくる…タイトスケジュールなものや面倒なものばかりなど
真面目であることを悪用して、周囲の人から利用されていることもあるので十分注意しましょう。搾取され続けてしまうと、心身に疲労が溜まって潰れてしまいます。
2.考えすぎる
真面目人は、いろいろなことを重くとらえて考えすぎてしまいやすいです。
- ひとつの出来事に固執して、視野が狭くなりやすい
- 物事を大きく受け止めてしまい、思い悩む
- 批判や陰口を、いつまでも引きずる
人が集まれば、その分いろいろな価値観が生まれます。そのため、真面目な人に対して批判的な声を上げる人もいて、陰口やことあるごとに批判してくることもあり、それを受け流すことができず苦しい思いをしてしまいやすいです。
3.悪いことが一切許せない
真面目な人は、自分の中で善悪くっきりと分けます。そのため、悪いことだと思っていることに対しては許容範囲が非常に狭く、どうしても許す気持ちが持てません。
相手を許せないことを思い悩むこともありますが、許す必要がないと思ってしまうと周囲の人から冷徹な人と思われることもあります。
4.ルールや常識にとらわれる
真面目な人は、ルールや常識に対するこだわりが強い面を持っています。そのため、わずかなルール違反やちょっと常識から逸脱している行動や言動を取る人に対し、嫌悪感を持ってしまい相手との関係が悪くなることがあります。
融通が利かず、頑固で完璧主義という印象も持たれやすく、ルールや規則に則った場に合わない発言をして空気が白けてしまうことも…。
5.体調不良でも仕事や周囲を優先する
真面目な人は、自分の体調よりも周囲や仕事を優先することがります。慢性的に無理をすることによって疲労が蓄積し、風邪をひいたり心が疲れてしまい燃え尽き症候群のようになることもあります。
真面目な性格を緩和する方法
真面目な性格を少し緩和させる方法は、以下のものがあります。
- スポーツなどに取り組み、心身をほぐす…負荷をかけすぎないよう注意する
- ユーモアについての勉強をする
- 自分なりに手を抜くポイントを作る
- プライベートな時間も大切にし、任された仕事をなんでも受け入れるのは辞める
- 失敗しても大丈夫という気持ちを持つ
- 「こうしなければならない」といった強い偏りを持った思考を和らげる
真面目であることは決して悪いことではありませんが、周囲の人から性格をいいように利用されたり、偏見を持たれうと、心身共につらくなってしまいます。それを防ぐためにも、考え方に幅を持たせて曖昧さを許す気持ちを持つよう心がけてみてください。
まとめ
真面目な性格の人は、真面目さゆえの危険性も近くにあることを心がけておきましょう。適切に自分の性格や考え方を把握し、緩めるべきところは緩めて捉えるよう心がけてみてくださいね。