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肉の消費期限は種類によって差がある
肉と一口に言っても、基本的に牛・豚・鳥の3種類があります。それぞれ形状によって消費期限の目安が異なっているので、注意しましょう。保存場所は冷蔵庫で10℃の場所を想定しています。
- 牛…ブロックは5日・スライスは3日・ひき肉は1日
- 豚…ブロックは5日・スライスはに3日・ひき肉は1日
- 鳥…形状に関わらず1日
チルド室で保存すると、少し長持ちしやすくなります。とはいっても、消費期限を何日もオーバーしてしまうのは危険です。
保存場所によって異なる、肉の消費期限の目安
肉の消費期限の目安は、保存場所によって大きく異なります。
常温保存
肉は基本的に常温保存では長持ちしません。
- 夏の場合…1時間未満
- 冬の場合…数時間
常温放置した場合、あっという間に劣化します。特に、高温多湿の場所や直射日光が当たる場所に放置した場合、冬でも数時間で劣化して食べられなくなってしまうこともあります。また、人が素手で触った場合は、手の細菌が肉に付着するので、常温放置した場合劣化が早まることが多いです。
上記で紹介しているように、ときに鶏肉やひき肉は、低い温度でもすぐに傷みます。購入後持ち帰る際、直射日光に当たっていたままだった場合は、持ち帰る前に傷んでしまうこともあるので注意しましょう。
冷蔵保存
肉を冷蔵保存したら、前述したような保存期間になります。冷蔵保存しておけばひとまず安心と思うかもしれませんが、ラップが剥げていたり、劣化したものが肉の近くにあるといった環境だと、温度に問題がなかったとしても劣化が早まる恐れがあるので状態の確認は必須です。
冷蔵庫に肉を入れておけば安心と思うのではなく、保存環境や肉を入れている容器の状態にも気を配りましょう。
チルド室での保存
チルド室は冷蔵室よりも温度が低いので、鮮度を保ちやすいのが特徴です。チルド室に肉を入れて全く開けないままだった場合は、以下の期限の目安に使い切りましょう。
- 牛…1~2週間(ブロックの場合なので、スライスはもっと早く使い切る)
- 豚…1週間ほど
- 鳥…3日ほど
- ひき肉…4~5日ほど
あくまでも目安であり、チルド室の開け閉めがない状態というある種特殊な状態であることが条件です。チルド室に入れると長持ちしやすくなりますが、開閉は必ずあるので、チルド室で保存したとしてもできるだけ早く使い切るに越したことはありません。
冷凍保存
冷凍保存した場合の消費期限の目安は、以下の通りです。
- 牛…約1か月を目安に使い切るのが安全
- 豚…3週間~1か月
- 鳥…3週間~1か月
- ひき肉…1~2週間
保存方法などによって消費期限が異なるので、冷凍したとしてもできるだけ早く消費してしまうのがおすすめです。
まとめ
肉は保存する温度によって保存期間が大きく異なるため、正しい温度帯で保存しましょう。すぐにすべて消費しきれない場合は、冷凍保存して賢く使い切ってくださいね。