引っ越し後『近隣への挨拶』はしなくてもいい?それともするべき?メリット・デメリットを考える

引っ越しのイメージ

引っ越し後は荷ほどきなどでバタバタするため、できるのであれば近隣住民への挨拶回りはしたくないと思う人もいるでしょう。実際に挨拶回りはしないという人もいますが、挨拶をしないとどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?双方の特徴を紹介しているので、確認しておきましょう。

引っ越し後『近隣への挨拶』、しなくても大丈夫?

引っ越し後の近隣への挨拶は、絶対にしなければならないわけではありません。そのため、しないままという人も一定数います。長期出張などで数か月すればその土地を離れる場合などは、必要はないかもしれません。しかし、その土地に長く住むのであれば、近隣住民への挨拶はしておいた方が無難です。

引っ越し後『近隣への挨拶』をしないメリット

荷ほどき 引っ越し

引っ越し後に近隣住民に対しての挨拶をしないメリットは、以下のものがあります。

1.引っ越し後の忙しい時期を、効率よく乗り切ることができる

引っ越し後は、荷ほどきをせねばなりません。1人暮らしでもこまごまとしたものを全部荷ほどきするとなると、時間も手間もかかります。小さな子どもを抱えての引っ越しの場合、子どもの面倒も見なければならないので、時間も手間も一層かかります。

引っ越し後の挨拶は、近隣住民が家にいないと成立しないことがあるので、何度も同じ家を訪問しなければならなくなることがあります。訪問した先の人が必ずしも優しいわけではないので、不快な思いをすることもあるでしょう。挨拶をしなければ、自分のために時間が使えて気持ちが落ち込むような出来事も避けることができます。

2.無駄な出費を省ける

近所に挨拶回りをするとなると、手土産が必要になります。手土産の相場と内容は、以下の通りです。

  • 相場…500~1,500円(マンションやアパートの場合、大家さんには倍の値段のものを用意する)
  • 品物…タオル・お茶・お菓子など

上記のものを近隣の家の件数に合わせて購入し、住民がいる時間帯(早朝や深夜は避ける)を見計らって訪問し、できるだけ手渡しして挨拶することになります。挨拶をしないということはお金と時間を結果的にカット可能です。

3.個人情報を保護できる

男性複数人で生活するのであれば、泥棒や窃盗などの被害に遭うことは少ないです。しかし、女性の一人暮らしや幼い子どもがいて旦那さんの帰宅が遅いなどの状況である場合、挨拶がきっかけで個人情報を漏洩してしまう恐れがあります。

引っ越し後『近隣への挨拶』をしないデメリット

井戸端会議をする女性

引っ越しで近隣住民に挨拶をしないデメリットは、以下のものがあります。

1.悪い印象を持たれることがある

特に地方の場合、近隣住民同士のつながりが密であることが多いです。そのため、挨拶をしっかりと行わなければ、非常識な人、失礼な人とい印象を持たれてしまうことがあります。田舎者を見下しているなどの、偏見の原因にもつながることも…!

2.家庭内事情を知らないので、騒音トラブルなどが起きやすい

子どもが小さかったりペットを飼育していると、子どもの泣き声やペットの鳴き声、走る音などが近隣に響くことがあります。楽器の演奏が趣味である場合は、かなり高い確率で近隣に音が漏れてしまうので、騒音トラブルに発展しやすいです。

3.災害時の緊急連絡などが行き届かない

日本は地震や台風などで、いつだれがどんな被害を被るかわかりません。万が一災害が起きたとき、挨拶回りをして普段から付き合いがあれば助け合うことができます。しかし、挨拶回りをせず近隣とのつながりがないままになると、地区の緊急連絡などが行き届かないこともあります。

まとめ

引っ越し後の挨拶をしないとなると、長く生活する場合は困った事態になることも多いので注意しましょう。長く同じ場所に住むのであれば、引っ越し後の挨拶はしておいた方が無難です。

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