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社会人になると求められる、常識ある行動
学生時代と社会人になってからでは、想像を超える大きな差があります。学生が想像する社会人は、実際は想像をはるかに超える大変さの中に身を置きつつ仕事をこなしているのです。
社会人になると、常識ある行動が求められます。学生のうちに、社会人の基盤となる常識を身に着けておきましょう。
『社会人としてあり得ない』と思われてしまう行動5選
社会人としてあり得ないと思われてしまう行動は、以下のものがあります。
1.時間に関する考え方がずれている
時間に関する考え方がずれていると、周囲の人に迷惑をかけます。
- 寝坊や遅刻
- 約束の時間が守れない
- 昼休みの時間帯に取引先に電話する
- 締め切りや納期が守れない、寸前で他人に投げ出すなど
時間を守って行動することは、社会人に必須です。学生時代であればある程度許された遅刻も、社会人になると厳禁!また、昼休みの時間帯は、取引相手も休憩中であることが多いです。せっかくの休憩時間に仕事の話をしてしまうのはNG。
2.人のうわさ話や陰口を言う・本人に伝える
他人のうわさ話や陰口は、学生時代にもあったのではないでしょうか。嫌な思いをしたことがある人が多いにもかかわらず、社会人になっても人の悪口やうわさ話に飛びつくのは幼稚な行動です。
また、悪口やうわさ話の対象になっている人に、「○○さんがあなたの悪口を言っていた」などの告げ口をするのもよくありません。場の空気が悪くなり、場合によっては喧嘩などの騒動の発展する恐れがあります。
3.ニオイが強いものをランチで食べる
学生時代であれば笑いごとで済んでいた、ニオイがきつい食べ物をランチに食べる行動。社会人になって会社勤めをしていたり、営業職でお客様と話をすることは仕事の一環になっている人だと、相手や周囲の人にニオイが伝わって不快な思いをさせてしまいます。
また、夜間の深酒も翌日仕事のときは控えましょう。お酒のにおいが残ってしまいます。
4.感情のコントロールができない
自分の感情がコントロールできず、感情に振り回されてしまうと、周囲の人に迷惑をかけます。
- 仕事中に泣く…心配や同情を集めるのではなく、迷惑な視線を集める
- 部下などに対して当たり散らす…場の空気が悪くなって働きづらい
- プライベートでショックなことが起き、職場でもそれを引きずる…効率が落ち、周囲の人に迷惑をかける
周囲の人に迷惑をかけても、自分なら許されると思い込んでいる人もいますが、そう思っているのは自分だけである可能性が非常に高いです。
5.挨拶・お礼・謝罪ができない
社会人になって絶対に欠かせない部分ができていないとなると、反感を買います。
- 挨拶ができない…恥ずかしさ・後輩や嫌いな人だけに対してしないなど
- お礼が言えない…周囲の人が自分に尽くすのは、当たり前という姿勢
- 謝罪できない…謝るのが恥ずかしい・謝ったら負けだと思っているなど
挨拶はコミュニケーションの基本なので、個人的な好き嫌いでしないのは常識に欠けます。お礼や謝罪ができないとなると、印象が非常に悪くなるので、浮いた存在になってしまう可能性が高いです。
社会人として、最低限身に着けておかねばならないこととは
社会人として、最低限身につておくべきことは以下のことです。
- 時間厳守で行動
- 相手のことを思いやった行動や声掛け
- 困ったときはすぐ相談
- 連絡事項を後回しにしない
- 報告はすぐに行う
- うわさ話には加担しない
- いじめとは縁を切る
- 謙虚であり、学び続ける
- 基本的に誰にでも平等に接するなど
社会人になったら、すぐに一人前になれずとも、一人前前になるための努力を怠るべきではありません。人任せな行動や自分だけ特別という認識を持っていると、いつか痛い目に遭います。
まとめ
社会人になると、厳しい世界に身を置くことになるため、周囲の人に迷惑をかけないよう基本的な常識は身につけておくべきです。自分はできると思い込まず、できているかを確認しつつ常識ある行動を身に着けていきましょう。