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話そうと思っていたことと全然関係ない話をしてしまう…
話し始める寸前まで、”これを話そう”と話題を決めていたはずなのに、話し始めたら自分がなんの話しをしているのかわからなくなったという経験がある人は、おそらく多いのではないでしょうか?
自分がなにを話しているのかわからなくなる原因を把握し、相手とストレスなくやり取りを行いましょう。
『自分が何を話しているのかわからなくなる人』の特徴4選
自分がなにを話しているのかわからなくなる人には、以下の特徴があります。
1.気持ちが高ぶった状態で話し始めている
気持ちが高ぶって話していると、話しの焦点が定まりにくくなるので、最終的になにについて話しているのか見失いやすいです。
- 怒りに任せて説教している
- 推しの情報などで舞い上がっている
- 悲しいことが立て続けに起こった
- 久しぶりに友人と会って、話したいことがたくさんあり、なにを一番聞いてほしいか見失うなど
感情の大きな揺らぎは興奮状態を招きやすく、その勢いに任せて話すと本当に伝えたいことがなんだったのかわからないまま、なんとなく会話が終わってしまいます。しばらくして冷静になったら、話したかった本当の内容が見えてくるので、しまったと思いやすいです。
2.説明や関係ない話がとにかく長い
話すべきことをしっかりと念頭に置いて話し始めていることがよいことですが、ちょっとした小話を挟んで相手を楽しませるなどのサービス精神旺盛な人は要注意!関係ない話しを挟むと、そちらに舵を切ってしまって長々関係ない話しをするため、なにを話すべきかを見失います。
また、説明があまり得意ではない場合、どこから説明すればわかりやすいかがわかっていないため、長々説明しがちです。言わねばならないことは言っていますが、話があちこち飛びがちなので、まとまりがなくわかりにくい上、長くなりやすい傾向があります。
3.結論を見失う
話し始める前はなにを話すかわかっているのに、話し始めたら興奮や緊張などによって結論を見失い、なにを話しているのかわからなくなってしまう人もいます。自分自身でもなにを話してるのか分からないまま話しているので、ゴールが見えません。
4.勢いに任せて話している
話し始めた勢いのまま話していると、自分でも話しがどこに向かっているのかわかりません。舵取りができない船に乗っているような感じになるので、行先が定まらず結末が見えないまま話している状態になります。
そのため、時間いっぱい定まらない話をしたり、なんとなく会話が終わったりします。
上手に話しを組み立てるコツ
上手に話しを組み立てるコツは、以下の通りです。
- 結論ファーストで話し始める
- 必要最低限の話しに留める…脱線して小話を挟まない
- 要点を紙に書き出しておく
- 分かりやすい言葉で話すなど
話しや説明は、基本的に手短にするよう心がけましょう。話しが短い方が、相手の理解度が高くなります。
まとめ
話しがまとまりにくく自分でなにを話しているのか見失いやすい人は、自分がなにを話さねばならないのかをまとめてから話し始めましょう。紙などに要点をまとめておくと、非常に便利です。