空気清浄機を置いても意味がない『4つの場所』…効果的な置き方とは?

空気清浄機を使う人

空気清浄機を設置する場所を間違うと、せっかく稼働されていてもなかなか思うように空気をきれいにすることができません。室内の空気を効率よくきれいにするためにも、空気清浄機を設置すべきではない場所は空間の知識を身に着けておきましょう。空気清浄機を設置するときに気を付けたい条件も、紹介しています。

空気清浄機は、設置場所で効果が得にくくなってしまうことがある

空気清浄機

空気清浄機を部屋のどこかに設置して稼働させておけば、自動で室内の空気がきれいになると思い込んでいる人は要注意!空気清浄機の設置場所によっては、効果が十分に発揮されず、室内の空気がきれいにならないことがあります。

空気清浄機を置いても意味がない『4つの場所』

バツ印を持つビジネスウーマン

空気清浄機を置いても意味がない場所とは、以下のものがあります。

1.ドアや窓が開けっぱなしになっている部屋

空気清浄機は基本的に締め切った空間で使用することで、室内の空気をきれいにする効果が高まります。そのため、窓やドアが開けっぱなしになっていると、キレイにした空気がどんどん室外に逃げてしまうので、十分な効果が得られなくなってしまうのです。

2.浴室や脱衣所など、湿度と室温が高い場所

浴室や脱衣所などの、温度と湿度が一緒に高くなる場所は、空気清浄機にとっては過酷な環境といえます。浴室や脱衣所は水を扱うため漏電しやすい環境が整っており、気づかず使用していると感電してしまうかもしれません。

また、漏電は火災の原因にもつながります。水がある場所や湿気が多くて空気が湿っている場所だったら火災が起きにくい、と思い込んでしまうのはNG!

3.厨房や台所など、油や火を扱う場所

厨房や台所は、人の往来が多く温度が高くなりやすいです。人の衝突によって空気清浄機が転倒して、本体が大きくひび割れたり、転倒による衝撃やひび割れ部分に触れることで、人がけがをする可能性があります。

また、火や油を使っている場所なので、空気清浄機がそれを吸ってしまい、故障や発火などのトラブルが起きやすくなります。

4.家具と家具の間にはめ込む

空気清浄機は結構大きな家電なので、部屋に置いておくと目立ちますよね。室内をスッキリ見せたい思いから、家具と家具の間に空気清浄機をはめ込んでしまうのはNG。室内の空気を十分吸収できないので、室内の空気がいつまで経ってもきれいになりません。

空気清浄機の効果的な置き方

空気清浄機

空気清浄機の効果的な置き場所は、以下のような環境です。

  • 空気清浄機周辺30cm以内に、物がない状態
  • 壁から約1cmは離れている場所
  • ドアや窓から離れている場所
  • 室内干しの洗濯物など、かぶさるものがない場所
  • 高温多湿、直射日光が当たる場所は避ける
  • ガスや油が発生しない場所

空気清浄機は、基本的に自室やリビング、オフィスなどに設置するものです。そのため、上記の条件を満たすことができる場所は見つけやすいと思います。

まとめ

空気清浄機の使い方を誤ると、空気清浄機が持っているパワーが引き出せないだけでなく、空気清浄機そのものに大きな負荷をかけることにつながります。空気清浄機を長く使うためにも、正しい設置場所を選びましょう。

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