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2019年ごろから徐々に人気に火がつき始めた『サウナ』
2019年ごろから徐々に人気が出始め、今では多くの人が殺到するほどの一大ブームを巻き起こしている『サウナ』。芸能人にも愛用者が多く、最近では自宅にサウナを併設する人がいるほど人気が高まっています。
そんなサウナブームを見て「自分も行ってみたい」と思う方も多いでしょう。しかし、初心者だと「マナー違反をしないか不安」「どのように利用すればいいのだろうか」とさまざまな面で不安を覚える人もいるようです。
実際、長年サウナを利用している人からは「慣れていない人によるマナー違反に困っている」という声も多く、施設側もさまざまなトラブルを抱えているといいます。
周囲に迷惑をかけているサウナにおける『5つのタブー』
では、一大ブームとなっているサウナでは、どのような行為がタブーとされているのでしょうか。周りが大迷惑している絶対にやってはいけないタブー行為を紹介します。
1.びしょびしょに濡れた体でサウナ室へ入る
サウナに入る前は、汚れた体を綺麗に洗ってから入るのが最低限のマナーです。しかし、びしょびしょに濡れた体のままサウナ室に入ってしまうと、サウナ室内を汚してしまいます。
そのため、周囲の人も不快感を覚えますし、次に利用する人に迷惑をかけてしまうことも。必ずサウナ室に入る前に、乾いたタオルなどで体を拭いておきましょう。
2.タオルを巻かずにサウナ室へ入る
温泉感覚でタオルを巻かずにサウナ室へ入る人がいますが、これはマナー違反です。サウナに入る際は、男性は下半身に、女性は上半身から下半身までを覆うようにタオルを巻くのが基本です。
また、タオルを巻かずに入ってしまうと気まずい空気が漂うだけでなく、座る場所に汗が染み込んでしまい、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあるので注意しましょう。
3.濡れたタオルをサウナ室で絞り床を濡らす
サウナ室のイスに座る際、イスに自分のタオルを敷いて座る人も多くいます。素晴らしい配慮ですが、汗で濡れたタオルをサウナ室内で絞り床を濡らす行為は非常に迷惑です。
他人の汗が染み込んだ床の上は極力歩きたくないですよね。密閉空間に他の人と一緒に入ることになるので、お互いが気持ち良く過ごせるような配慮を忘れないようにしましょう。
4.使用済みタオルで汗などを拭き取る
汗などを拭き取った使用済みタオルで、自分が座っていた場所などを良かれと思って拭いてから帰る人がいますが、これは自分の汗をサウナ室に擦り付けたり拡散させたりしている行為に他なりません。
基本的に、自分のかいた汗を拭くタオルと自分の座る場所に敷くタオルだけを持ち込み、自分が座る場所には綺麗なタオルを敷いて汗が染み込まないよう配慮してください。
すでにサウナ室にタオルが敷かれている施設もありますが、多くの人が座っているタオルなので、見ず知らずの人の汗が染み込んでいる状態です。清潔なタオルを持ち込み、自分が座る場所に敷いて利用したほうが自分にとっても他の利用客にとっても良いでしょう。
5.汗を流さずに水風呂へ入る
サウナ室を利用した後は、水風呂に浸かって自律神経を整えるまでが一連の流れです。しかし、サウナでかいた汗をシャワーなどで流さずに水風呂へ入ってしまうと、水風呂が汗で汚れてしまいます。
他の人も水風呂を利用するため、必ず水風呂に入る前に汗や皮脂などの老廃物を洗い流しておきましょう。
初心者必見!サウナで必ず守るべき最低限のマナーとは
これから初めてサウナを利用するという方は、以下の基本のマナーを押さえておきましょう。
- サウナに入る前に汚れた体を軽く洗っておく
- サウナに入る前は濡れた体を軽く拭いておく
- 必ず体にタオルを巻いて入る
- 乾いた自分用タオルを座る場所に敷いて汗染み防止
- サウナ室から出たらシャワーで汗などを洗い流してから水風呂へ
他にも最近では、受付でルールやマナーを説明してくれる施設も多く、脱衣所にルールやマナーが記載されている掲示物が貼られているところも多いです。施設ごとにルールやマナーが異なることもあるので、必ず確認しておきましょう。
サウナは他の利用客に迷惑がかからないよう配慮して
サウナは密閉空間で他のお客さんと一緒に過ごすことになります。お互いに老廃物である汗をかいている状態なので、利用者全員が快適に過ごすためにも、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。