『エアコンが壊れているサイン』5選…故障してしまう原因や普段すべきお手入れとは

近年、一年を通して気温が激しく変動するため、エアコンを稼働させている時期が延びたご家庭も多いでしょう。エアコンはきちんとお手入れしなければ故障の原因になります。今回はエアコンが壊れているときに見せるサインを確認しましょう。

エアコンの平均寿命は約10年……故障の原因は?

一般的に、家庭用エアコンは10年を目処に不具合が生じる事例が多いです。使い方によっては10年を待たずに壊れてしまうこともあり、エアコンが故障する主な原因として以下の理由が考えられます。

  • 経年劣化
  • 内部の電子部品が故障、破損している
  • 冷房系統の不具合
  • ドレン周りの不具合
  • 室外機の不具合

最も多い原因が経年劣化です。経年劣化の理由として、内部で部品が故障したりドレン周りに不具合が生じる、冷房系統の不具合などが考えられます。

また、エアコンに不具合が生じる原因には、外に設置されている室外機に原因があることも。エアコン本体に不具合が見当たらない場合は、室外機の環境もチェックしましょう。

『エアコンが壊れているサイン』5選

エアコンが壊れているとき、どのような不具合が生じるのでしょうか。

1.異音や異臭がする

わかりやすい故障サインとして、異音や異臭が発生することがあります。「ガガガガ……」という明らかに異音や、何かが挟まっているような「カラカラカラ……」という異音が聞こえてきたら、何らかの異常が生じていると考えましょう。

また、嫌な生臭いようなジメッとした悪臭が漂う場合も注意が必要です。内部で異常が生じていたり手入れが行き届いていないことが原因として考えられます。

2.水漏れする

エアコンから水を排出するためのドレインホースなどに不具合が生じている場合、エアコンを稼働させると水漏れすることがあります。

ホースを掃除することで改善されることもありますが、もしも掃除しても水漏れする場合は、ドレイン周りが破損している可能性が疑われます。

3.なかなか室内が冷えない、暖まらない

エアコンを運転してもなかなか室内が冷えなかったり暖まらなかったりと効果が得られない場合は、フィルターなどがきちんとお手入れされていないことが主な原因として考えられます。

しかし、きちんと定期的に掃除しているにも関わらず効果が得られない場合は、エアコン自体が経年劣化によって運転効率やパワーが下がっているのかもしれません。

4.稼働しても風が出てこない

リモコンでエアコンを稼働させたら、しっかり電源はONになるものの、なぜか冷風や温風が吹き出し口から出てこない……ということはありませんか。

エアコンを稼働させても風が出てこない場合は、故障している可能性が非常に高いです。一度専門の業者に依頼して点検してもらうことをおすすめします。

5.リモコンで正常に操作できない

リモコンで操作しているにも関わらず、操作通りに正常に動いてくれない場合も注意が必要です。リモコンの電池がなくなっていることも考えられますが、電池を交換しても正常に操作できない場合はエアコン本体が故障している可能性が疑われます。

エアコンを長く使い続けるために普段からすべきお手入れ

エアコンを長く使い続けるためには、故障しないよう日頃から定期的にお手入れすることが重要です。

  • フィルター掃除(2週間に一度)
  • 吹き出し口やルーバーの拭き掃除(2週間に一度)
  • 室外機周りの掃除(年に1〜2回)

基本的にフィルター掃除と吹き出し口周りを一緒に掃除することをおすすめします。最近では、エアコン掃除が簡単にできる便利グッズなども販売されているので、ぜひ活用してみてください。

また、エアコンを使い始める前後に室外機周りの環境もチェックしましょう。周りに不用品が置かれていたり、直射日光が当たる場所に設置されていると、エアコンが正常に稼働しない原因になります。

エアコンが不調を起こしたときは早めに業者に点検依頼を

いかがでしたか。エアコンが不調を起こしたときは、その原因となる部分をお手入れすることで不具合が解消されることもあります。しかし、それでもなお改善されない場合は、早めに業者に点検依頼をしましょう。

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