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お寿司屋さんだからこそ守るべきマナーがある
お寿司屋さんは、高級店から回転ずしまで、幅広い価格帯のお店が存在しています。高級店ではマナーを守るけど、リーズナブルなお店では横柄な態度を取るなど、お店に対する差別のような行動は、もちろんとってはいけません。
また、お店の形態などを考慮したNG行為もあるので、マナー違反をしないためにも把握しておきましょう。
お寿司屋さんでやってはいけない『7つのタブー』
お寿司屋さんでやってはいけないことは、以下のものがあります。
1.レーンを流れているお寿司を素手で触る
回転寿司店のレーンの上を流れていると寿司を、不用意に素手で触ってしまうのはよくありません。手には非常に多くの細菌が付着しており、お寿司は生ものなので、触れただけで寿司の中で細菌が繁殖して不衛生な状態になってしまいます。
2.一度とったお寿司を、レーンに戻す
回転ずしのレーンからお寿司を取ったものの、なんらかの理由で取ったお寿司が不要になった場合、一度とったお寿司をレーンに戻してしまうのはNG。下に落としてしまった場合はお寿司を床から拾ってお皿に乗せておくなどの処理を行い、食べきれない場合は持ち帰りましょう。
3.店内で大騒ぎする
高級店はもちろん、回転ずしのボックス席であっても、大騒ぎするのはNG。周囲のお客さんに迷惑をかけてしまいます。どんなお店であっても、不用意に騒ぐような行動は、とるべきではありません。
4.香りがきつい香水をつけてくる
お寿司そのものは、香りがきついものではありません。そのため、特に格式が高いお店ではお味噌汁などのそのほかの料理の香りを楽しみつつ、お寿司を堪能できます。香りがきつい香水をつけてしまうと、店内の雰囲気を壊すだけでなく周囲の人に迷惑をかけてしまうので要注意!
5.「不味い」「美味しくない」と大きな声で言う
お寿司の味やそのほかのお料理に対して、「不味い」「美味しくない」など明らかな文句を大きな声で言うのは絶対にNG。お店全体の雰囲気が悪くなり、店員さんや職人さんの気持ちを害します。
6.提供してもらった料理を食べず、写真を撮ったり雑談ばかりする
昨今はSNSでの映えを最優先にする人も多く、提供された料理をなかなか食べない人もいます。写真撮影で時間を使い、友人などと喋ってから食事を開始するので、特に職人さんがに握ってくれたお寿司の、一番おいしい瞬間を逃してしまう恐れがあります。
写真撮影は迅速に行い、出されたものはすぐに食べるのがマナーです。
7.食べ方が汚い
お寿司を食べるときの食べ方には、注意しなければなりません。
- シャリを醤油にどっぷりつける
- シャリとネタを別個で食べる
- シャリについているわさびをはぎ取って皿などに残す
- お寿司を数口に分けて、かみちぎって食べるなど
お寿司は一口で食べるのが基本です。サビ抜きにしてほしい場合は、事前に板前さんや店員さんに一声かけましょう。
お寿司屋で守るべきマナー
お寿司屋さんで守るべきマナーは、以下の通りです。
- 騒がない
- 自分の手元にきたお寿司は、できるだけ迅速に食べる
- 香水はできるだけつけない
- 頼んだものは基本的に食べきる
- お寿司は一口で食べる
- お店を出る前に「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」などのお礼を言うなど
お寿司屋さんは、香りも含めてお寿司を堪能できる場なので、お店の雰囲気を壊すような行動や言動は慎むべきです。
まとめ
お寿司屋さんは、幅広い価格帯で展開されています。だからといって、リーズナブルお店ではなにをしてもよいというわけではありません。お寿司を楽しむ人や店員さん、職人さんみんなに配慮しながら、お寿司を楽しみましょう。