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マルチ商法の勧誘は、身近に潜んでいる
マルチ商法の勧誘は、誰のそばにでも潜んでいます。学生時代にはその気配が一切なかった同級生や、仕事の同期、久しぶりに会う家族などもマルチ商法にハマって勧誘をしてくるということは決して特別なことではありません。
マルチ商法に引っかからないためにも、勧誘してくる人に見られやすい特徴を知っておきましょう。
『マルチ商法の勧誘』をしてくる人の特徴5選
マルチ商法の勧誘をする人に見られやすい特徴は、以下の通りです。
1.前触れなく食事などに誘ってきて、大体二人きりで会いたがる
マルチ商法の勧誘をする場合、人が多い場所で話をすることはほとんどありません。居酒屋などでも個室を取るなど、可能な限り人が入ってこないような空間で、二人きりで会いたがります。
- 他に意見を求める人がいない方が、相手を騙しやすい
- 相手の警戒心が溶けたタイミングで、話をすすめられるなど
最初はなんでもない世間話をしていたとしても、徐々にお金やビジネスの話に傾き始めてきて雲行きが怪しくなってきたら、ひとまず警戒しておいて損はありません。
2.現状に満足しているか聞いてくる
マルチ商法の勧誘をするときによく言われる言葉で「今に満足しているか」というものが挙げられます。
- 給与面
- 仕事内容
- 金銭面の不安など
多忙を極めている人や、常にお金に対して不安を持っている人などに声をかけやすく、頃合いを見て相手が抱える不安や不満に触れ、マルチ商法に勧誘していく手口です。
3.特別に合わせたい人がいるなどと言って、いきなり知らない人を紹介したがる
食事などをしてビジネスの話をし、二人で食事をしている場になぜか「特別に合わせたい人がいる」などと言って第三者を呼びだすのも、マルチ商法の勧誘にありがちな展開です。
マルチ商法に深く関わる人物が出てきてしまうと、断るのに時間がかかります。また、言葉巧みにマルチ商法に引き入れようとするので会わないようにしましょう。
4.楽してお金が入るといった文言を言ってくる
お金を稼ぐのは、基本的に難しく、労働などと引き換えに得るものです。それなのに「簡単に」「楽をして」「数時間で数十万円儲かる」といった文言でマルチ商法に巻き込もうとしてくるときは要注意!
簡単に稼げるお金には、大体それなりのリスクと裏があります。
5.紹介している事業のリスクを言わない
紹介する事業のリスクを相手に聞いたとき、「リスクはない」「プラスにしかならない」といったことを言うのは、マルチ商法である可能性が高いです。どんなことをするにもリスクはつきものなので、それが全くなくお金を稼ぐことはおおよそ不可能といえます。
マルチ商法の誘いに乗りたくない時にすべき対処法
マルチ商法を断るときは、以下の方法があります。
- はっきりとした言葉で断る…ワンチャンスさえも感じないよう、きつめに断る
- マルチ商法に興味がない・勧誘はできないと断言する
- 相手との関係をこれ以上悪くしたくない旨を伝える
- 相手との連絡手段をすべて断つ
一度断ってもしつこく勧誘してくる場合は、相手との連絡手段をすべて断ってしまうのがよいでしょう。長年の友人や大切な親族だったとしても、相手はあなたをそういった目線では見ていません。
まとめ
マルチ商法に加担してしまうと、財産を失ってしまう可能性が非常に高いといえます。相手と知り合いだったとしても、マルチ商法の勧誘はきっぱりと断りましょう。