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スマホがないと不安と感じる人は多い
現代社会において、スマホは手放せないアイテムとなっています。その理由は、人それぞれです。
- 仕事の都合上、連絡手段がスマホしかないため、手放すことができない
- 情報の塊なので、他人から見られることに対して不安を感じている
- 時計などの役割を担っており、手持無沙汰のさいに触る癖がついているなど
「スマホが手放せない=依存症」というわけではありませんが、手放せない理由と使用時間などを考慮すると依存症になっている可能性がある人は非常に多いといえます。
『スマホが手放せない人』の心理や特徴3選
スマホが手放せない人の心理や特徴は、以下の通りです。
1.誰かとのつながりを求めている
スマホ内に入れているSNSを使えば、簡単に誰とでもつながれます。そのため、寂しがり屋の人はスマホを手放しません。
- 誰かからの通知が来たときに、素早く反応したい
- 新たな出会いを求めている
- 友達とのつながりが一瞬でも切れることに対して、孤独感のようなものを感じやすい
リアルでの友人はもちろん、SNS上でのつながりなどを求める人も少なくありません。ネットを介してできた友達とのつながりを重視している人は、友人との連絡手段になっているスマホを手放すことに、抵抗を感じやすいといえます。
2.承認欲求を満たしやすい
スマホ内のアプリを使用して、承認欲求を満たしている人もいます。
- アプリやSNS内に投稿し、「いいね」などの賛同意見を得て気持ちを満たしている
- 自分の投稿に対して、肯定的な意見を言ってくれる人の空間に身を置いていたい
- 実生活では実現できない自分を演出できる
SNS内の自分と実生活での自分では、すべてが真逆の状態になっている人も少なくありません。また、SNS上では非常に強気な態度を取り相手にマウントを取るような人は、実生活の中では非常におとなしく、いじめられ体質であるといった面を持っていることも少なくありません。
3.スマホ依存症
スマホ依存症の人は、スマホを手放したいという気持ちとは裏腹に、スマホを手放すことができません。
- スマホを手放す不安感が勝り、手放すことができない
- スマホを手放すこと自体考えられない
- スマホをいじっていないと落ち着かない
スマホ依存の人からスマホを無理やり取り上げてしまうと、精神的に不安定になってしまうことがあるので、依存症の人とのかかわり方には少し注意すべきです。
スマホに依存する原因
スマホ依存になる原因は、以下のものがあります。
- 自分のことを認めてもらえた経験が忘れられない
- SNSを介して得た情報に対してドーパミンが分泌されて、やめることができなくなっている
- 友人からの連絡や投稿についてすぐに反応しないと、友達関係が継続できないかもしれないという恐怖心を持っている
スマホ依存になる人は、大人だけでなく子どもも多くいます。普段のスマホの使い方を振り返り、自分のスマホの使い方に問題がないかを確認してみましょう。
まとめ
スマホを辞められない、手放せない人には、共通する心理や特徴がみられやすいです。自分は依存症ではないと思い込まず、依存症の可能性を視野に入れてスマホの使い方には注意しましょう。