豆腐が長持ちする保存方法と賞味期限!料理にあった豆腐の選び方

値段も手ごろで栄養価も高い豆腐は、人気の食材の1つです。購入したままのパックに入った状態で、冷蔵庫に保存することが多いと思いますが、保存方法によって、長持ちさせることができます。また、冷蔵保存だけでなく冷凍保存も向いている食材でもあります。豆腐が長持ちする保存方法などご紹介します。

豆腐が長持ちする保存方法

充填豆腐

冷蔵保存の場合

すぐに使う場合はパックのまま冷蔵保存

豆腐を購入してから当日または翌日など、すぐに使う予定がある場合は、パックに入れたままの状態で保存するのが良いでしょう。

ただし、パックに入ったままの状態は、アクが溜まりやすく傷みやすいので、必ず冷蔵庫か野菜室に入れて下さい。多くの菌は30~40度で最も繁殖しやすく、10度以下で繁殖が一気に低下すると言われていますので、常温に置きっぱなしにするのは避けてください。

すぐ使わない豆腐は水に浸して毎日水を交換する

当日や翌日に使う予定が無い場合や、一度開封した使いかけの豆腐は、水に浸けて保存し、毎日水を交換します。

水に浸けることで豆腐の独特の食感を維持することができ、雑菌を抑える効果も期待できるため、水を入れずに保存するより長く保存できます。また、浸した水に塩を一つまみ入れても良いでしょう。

すぐ使わない豆腐の保存方法

パックを使う場合は、もともと入っていた水を捨てて、新しい水をひたひたになる位入れます。ラップで密閉して冷蔵庫へ保存します。

タッパーなどの保存容器があれば、保存容器に入れてしっかりとフタをして保存する方が良いでしょう。そして、水は毎日、忘れずに取り替えて下さい。

熱湯にくぐらせれば殺菌できるのでさらに安心

豆腐を熱湯にくぐらせたり、一度茹でたり、電子レンジで中までしっかり火を通すと殺菌されるので、衛生的に万全です。ただし、その場合も水に浸して保存し、浸す水は毎日取り替えましょう。

日持ちより味にこだわるなら水無しの保存もOK

豆腐は水無でも保存することができます。この方法は、テレビでも話題になった人気豆腐職人さんがおすすめしている保存方法です。

水に浸すよりもうま味が逃げないため、美味しく食べることができるそうです。豆腐の味にこだわる人にはおすすめですが、水を入れて保存するよりも劣化が早いため、早目に食べるようにしましょう。

冷凍保存の場合

冷凍した豆腐は高野豆腐のような食感になる

冷凍した豆腐は高野豆腐のような食感になります。普通の食感を保ちたいのであれば、冷凍しないほうが良いですが、冷凍した豆腐は違った食感で味わうことができるので、それも楽しむのもおすすめです。

解凍後に水気を切って調理すると、豆腐ステーキやソイミートとしてナゲットのように調理するなどできますし、味が染み込みやすくなっているため煮物にも適しています。絹ごし豆腐は湯葉のように柔らかくなり、木綿豆腐は弾力のあるスポンジのようになります。

未開封であればそのまま冷凍OK

開封していない豆腐であれば、封を切らずにパックのまま保存袋に入れて冷凍できます。解凍する時も使う前日にそのまま冷蔵庫に移して自然解凍するか、数時間前に室温で解凍します。

使いやすい大きさに切ってから冷凍する

使い切れなかった豆腐はキッチンペーパーで水分を吸い取ってから、密閉できる保存袋に入れて冷凍保存します。使いやすい大きさにカットしておくと、調理の際に必要な分だけ取り出せて便利です。

豆腐の保存期間の目安

絹ごし豆腐

冷蔵保存の場合

保存期間は、基本的には賞味期限を守って使い切るようにします。ですが、賞味期限というのは美味しく食べられる期限のため、期限を過ぎても1、2日以内であれば問題はないとされています。ただし、「消費期限」と書かれている場合は、開封前・開封後に関わらず期限を守るようにしましょう。

  • 開封前の豆腐:1~2日以内(賞味期限を守るのが望ましい)
  • 開封後の豆腐:水に浸して、毎日水を取り替えた場合は、2~3日程度は保存が可能。

冷凍保存の場合

冷凍保存の期間は、2~3週間程度です。開封前の豆腐であれば、1ヶ月くらい保存は可能です。

劣化した豆腐の見分け方

たくさんの豆腐

劣化した豆腐の見た目

  • 豆腐の色が黄色に変色している
  • 浸している水やパックの水が白く濁っている
  • ぬめりが出たり、糸を引いている
  • ボロボロと崩れやすい
  • 封を開けていないパックが、パンパンに膨らんでいる

劣化した豆腐の臭い

  • 酸っぱい臭いがする
  • 青臭い臭いがする
  • 異臭がする
  • 包丁で切り、中の臭いもチェックする

劣化した豆腐の味

  • 苦い味や酸っぱい味がする

豆腐の種類と料理にあった選び方

スライスした豆腐

絹ごし豆腐と木綿豆腐の違い

絹ごし豆腐と木綿豆腐は、含まれている水分の量が違うことで、食感や味が異なります。

絹ごし豆腐は、豆乳とにがりを容器に入れて、それを固めたもののため水分を多く含んでいます。そのため、なめらかな食感が特徴です。それに対して、木綿豆腐は、圧搾成型というとう豆腐を圧縮して、水分を抜いたものなので、しっかりとした食感で、絹ごし豆腐よりも濃厚な豆腐の風味があります。

また、栄養価については、絹ごし豆腐はビタミンB群が多く残っていますが、木綿豆腐は圧搾しているため、ビタミンB群は水分と共に流れ出てしまっています。ですが、圧縮されることで、タンパク質や脂質が凝縮され、木綿豆腐のほうがカルシウムやミネラルが多くなっています。

絹ごし豆腐と木綿豆腐の適した料理

絹ごし豆腐

なめらかな食感の絹ごし豆腐は、生で食べる料理が向いています。冷奴やサラダ、白和え、鍋料理がおすすめです。

木綿豆腐

崩れにくい木綿豆腐は、焼いたり、炒めたり、揚げたりする火を通す料理に向いています。豆腐ステーキ、揚げ出し豆腐、豆腐ハンバーグなどがおすすめです。

豆腐の水切りを短時間で済ませる裏ワザ

キッチンペーパー

豆腐の水切り

豆腐の水切りは、味や食感をコントロールするためのポイントとなるものですので、水切りの具合を料理によって使い分けましょう。

冷奴などそのまま食べる場合は、キッチンペーパーにくるので10分くらい置いておきます。麻婆豆腐や揚げ出し豆腐など火を通して食べる場合は1時間以上置きます。ゴロゴロとした食感を味わいたいときは、一晩おいても良いでしょう。

豆腐の水切り時短方法

キッチンペーパーと電子レンジを使う

2枚に重ねたキッチンペーパーで、豆腐1丁を包み耐熱皿に置き、ラップをせずに3分ほど電子レンジで温めます。この時、ペーパーの重なっている側を下にして下さい。これだけでも、豆腐の重さが3分の2程度まで軽くなります。

豆腐をカットして表面積を増やす

豆腐を切って使う料理にはおすすめの方法です。豆腐を切り分けて、キッチンペーパーで包むと、表面積が増えることで、水切りが時短でできます。

重しを使う

1丁そのまま水切りする場合は、キッチンペーパーで包んだ豆腐の上にまな板を置きます。そして、その上に水を入れたボウルを置くと重しとなり、水切りが早くできます。

絹ごし豆腐の場合は柔らかいため、ボウルが重すぎると潰れてしまうので、ボウルに入れる水を調整してください。まな板とボウル以外にも、平皿をのせるという方法もあります。

また、電子レンジで温めて水切りする時にも、耐熱皿に水を入れたボウルをキッチンペーパーに包んだ豆腐の上に置くと、さらに水切りがよくなります。

ふきんで絞る

耐久性のあるふきんは、豆腐の水切りや大量の野菜の水切りに向いています。キッチンペーパーよりも素早く水切りができますが、形が崩れやすいというデメリットもありますので、問題のない料理の時におすすめの方法です。

沸騰したお湯で茹でる

沸騰したお湯で3分ほど茹で、ザルに上げると短時間でしっかりと水を切ることができます。さらに豆腐をちぎってザルに上げておくと、より水分が抜けて食感がしっかりとします。麻婆豆腐の下処理としても使う方法で、炒め物にする時などおすすめの方法です。

まとめ

フォークを刺した豆腐

ヘルシーで食べやすい豆腐は、日々の食卓には欠かせない定番食材です。使い切れない時や、何個かまとめて購入した時には、正しい保存方法で美味しく食べましょう。

冷凍保存は食感が変わりますが、お肉の代用として使うこともできます。ドーナッツなどのお菓子を作るときにも、冷凍豆腐はおすすめです。