タバコで壁に黄ばみが…どうしたら落とせる?4つの方法と黄ばみを防ぐ対策とは?

壁の黄ばみ

タバコの煙は、植物性樹脂を含んでいます。そのため、室内でまったく対策をしないままタバコを吸ってしまうと、汚れが蓄積されて壁が黄ばんでしまう恐れがあります。たばこによる壁の黄ばみには、どのような除去方法があるのでしょうか?複数の方法があるので、自宅にあるもので除去できないかを検討してみてくださいね。

どうしてタバコで壁が黄ばむの?

煙が出ているタバコ

タバコの煙は、身体だけでなく部屋の壁にも影響を及ぼします。タバコの煙にはヤニが含まれており、ヤニは粘着性を持っているので壁に付着すると蓄積されていきます。そのまま放置することによって、壁が黄ばんでしまうのです。

タバコでできた壁の黄ばみを落とす4つの方法

タバコでできた壁の黄ばみを除去する方法は、以下のものがあります。

1.エタノールで壁を拭く

タバコのヤニは、植物性樹脂による酸性の油汚れです。酸性の油汚れで、白を基調としているものをきれいにしたい場合は、消毒用エタノールを使用するのがおすすめです。

  • 消毒用エタノールをスプレーボトルに入れる
  • 壁に付着しているヤニが気になる部分にスプレーして、キッチンペーパーなどを使って拭き取る

エタノールを使用するメリットは、優れた揮発性を持っているところです。二度拭きせずに仕上がるので、手間がかかりません。ドラッグストアなどで購入できる手軽さも、よい部分といえます。

2.重曹を使う

重曹は、100均で入手できる便利な掃除アイテムとして有名です。重曹もエタノール同様にアルカリ性なので、ヤニに対して有効といえます。

  • 重曹1に対して、10倍のお湯で重曹を溶かす
  • スプレーボトルに重曹水を入れ、ヤニが気になる部分に噴きかける
  • 汚れをふき取り、乾拭きして仕上げる

重曹はすでに家にあるという人が多いので、わざわざ調達に行かなくてもよい点が最大の利点です。購入する場合も、安価な価格で比較的多い量の重曹を入手できます。重曹の成分が壁に残ると壁が劣化するので、乾拭きは必須です。

3.アルカリ性洗剤を使う

アルカリ性洗剤の使用も、壁に付着したヤニには非常に有効な手段です。

  • 洗剤を少し水で薄めて、スプレーボトルに入れる
  • 壁に吹きかけ、すぐに拭き取って洗剤成分が残らないよう注意する

比較的軽度のヤニ汚れに効果を発揮する方法で、こちらもすでに家庭内にある人が多いのではないでしょうか。追加購入せず汚れの除去ができますが、洗剤の拭き残しがあると壁にシミを作るので注意しましょう。

4.セスキ炭酸ソーダを使う

重曹では落ちないヤニ汚れに対しては、セスキ炭酸ソーダを使用しましょう。

  • 水5Lに対して、大さじ1のセスキ炭酸ソーダを入れる
  • スプレーボトルに入れて、壁のヤニ汚れに噴きかける

セスキ炭酸ソーダは、成分が強いため壁を傷めてしまう恐れがあります。まず最初に、目立たない部分に噴きかけて色落ちなどがないかをたしかめてから本格的に使用しましょう。

壁の黄ばみを防ぐ対策

壁の黄ばみを防ぐ対策は、以下のものがあります。

  • 野外でタバコを吸う
  • 空気清浄機を使用し、ヤニを吸収させる
  • 換気扇を稼働させ、その下でタバコを吸う
  • 禁煙する

野外でタバコを吸えば、家具にタバコのニオイがつくこともありません。たばこはニオイ汚れの原因にもつながるので、屋外や換気扇の下で吸うか、可能であれば禁煙するのがよいでしょう。

まとめ

タバコによる壁の黄ばみ汚れは、放置厳禁です。気になる汚れがある場合は、汚れの蓄積度などを見てどのような方法で除去するかを検討しましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る