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保冷剤って何回まで使えるの?制限回数は?
保冷剤は、具体的な使用期限や使用回数が定められていないものが多いです。強度の面から、ソフトタイプよりもハードタイプの方が長持ちするといわれています。また、経年劣化によって買い替えの時期が来ることもあるので、状態を見て保冷剤を買い換えましょう。
保冷剤が使えなくなっているか見極める基準
保冷剤が使えなくなっているかを見極める方法は、以下の通りです。
袋が破れている・容器の破損
ソフトタイプの保冷剤であれば袋、ハードタイプであれば容器になんらかのダメージが入っている場合は買い替えを行いましょう。
- 袋が破れている…小さな穴でも買い替え
- 容器に亀裂が入っている
- 容器が破損している
中身が出てしまうような状態になっているものを継続使用すると、保冷剤が溶けたときに隣接しているものに保冷剤の中身が付着してしまいます。害があるものではないものの、付着してしまうと洗濯を行ったり、食材の場合はよく洗わねばならない手間が発生します。
不織布がけば立ってきた
保冷剤の外側が、不織布になっているものもありますよね。触り心地がよい一方で、不織布のものは繰り返し使用していると毛羽立ちが目立ってくることがあります。毛羽立ちは切ってしまえば気になりにくくなりますが、劣化サインでもあるので見過ごすことはできません。
ゲルの凍り方にムラがある
明確な使用回数の制限があるわけではありませんが、保冷剤を何度も使用しているとゲルの凍り方にムラが出始めてきます。ゲルの凍り方にムラが出始めたら、買い替えサイン!
ムラがあるものを使用すると、野外で使用したとき、しっかりと冷えている部分とそうでない部分が発生しやすいです。食材を冷やして持ち歩いていた場合、保冷剤のゲルが早く溶けてしまう部分の食材は、暑さで変形したり腐ってしまうことがあるので気をつけましょう。
保冷剤を長持ちさせる工夫
保冷剤を長持ちさせるためには、以下のような方法で管理しましょう。
- 直射日光を避けて保存する
- 汚れが付着したら、その都度拭き取る
- 負荷をかけすぎない…重いものを乗せない
ある程度の重さのものであれば保冷剤の上に乗せても問題ないことが大半ですが、ある程度以上になるとハードタイプのものは亀裂が入ってしまい、ソフトタイプのものは爆ぜて中身が飛び出てしまうことがあります。
長持ちさせるためには、清潔な状態を保ち、負荷をかけないよう保存と使用を行うことを心がけてください。保冷剤は、具体的な使用期限が設けられていません。大切に使用すれば、年単位で継続使用可能です。
まとめ
保冷剤の使用期限は、具体的には定められていません。大切に使用し、長期間保冷剤を使用しましょう。保冷剤の劣化サインもしっかりと知っておき、買い替えサインを見逃さないようにしてくださいね。