カレーが腐っているサイン6選…口にすべきではない時の特徴と賞味期限の目安とは

テーブルの上、カレーライス

カレーは、非常に傷みやすい料理です。たくさん作って何日も食べたいという気持ちはわかりますが、思いのほか早く劣化してしまうので注意しなければなりません。まずは、カレーの賞味期限の目安をチェックしましょう。カレーが劣化しているときのサインも紹介しているので、腐敗したものを食べないためにも把握しておいて損はありません。

カレーの賞味期限の目安

カレーは、非常に傷みやすい料理です。そのため、正しい方法で保存してもあまり長く保存はできません。

  • 少量の場合…作ったその日に消費する
  • たくさん作って、1食分ずつタッパーに小分けにした場合…3日ほど
  • 冷凍保存した場合…約1か月

理想は、1回で完食できる量を作ることです。そうすることで、劣化や食中毒発生のリスクをかなり下げられます。保存する場合も、ちょっと油断するだけでカレーは劣化してしまうので注意しましょう。

カレーが腐っているサイン6選

カレーが腐敗しているイラスト

カレーが腐っているサインは、以下のものがあります。

1.表面に白い膜が張っている

カレーの表面に、白っぽい膜が張っているときは、カレーがすでに傷んでいます。膜だけを取り除いたとしても、内部が劣化していることに変わりはりません。膜を取り除いて味や香りに問題がなかったとしても、食べずに破棄するのが無難です。

2.異様な粘り気がある

カレーは、もともと粘り気がある料理です。しかし、異様なほどドロドロしているときは、劣化が進んでいる証拠!熟成したからとろみが強くなる、ということではありません。

また、粘り気だけでなく、とろみも強くなり、糸を引くような状態になってしまっていることもあります。こちらも腐敗は進んでいるときに見られる異常なので、食べるべきではない状態になっているといえます。

3.異臭がする

カレーから以下のような異臭がしている場合は、食べてはいけません。

  • アルコールのようなニオイ
  • 酸味が強い、酸っぱいニオイ
  • 鼻を覆いたくなる異臭

異臭は、どのような食材からも発せられる劣化サインの一種。カレーもその例外ではありません。

4.カビが生えている

カレーの表面に、緑や白のぽつぽつとしたカビが生えているときも、劣化が進んでいる状態といえます。カビはが生えている部分だけを取り除いても、カビの細菌はカレー全体に浸透しているので、食べると非常に危険です。

5.気泡が出ている

カレーから見覚えのない気泡が出ているときも、劣化が進んでいます。全体をかき混ぜて気泡が目立たなくなっても、劣化している事実に変わりはありません。再加熱しても、食べないようにしてください。

6.味が変わっている

カレーの見た目や香りに変化がないため、一口食べてみると、味が変わっていたという場合も劣化が進んでいます。

  • 舌がピリピリした
  • チーズのような、発酵食品の風味がした
  • 酸味が異様に強かったなど

カレーは味が濃い食材なので、味の変化に気が付きにくい面もあるかもしれません。普段のカレーの味とは違う部分があると感じたときは、食べずに破棄しましょう。

カレーを長持ちさせるための方法

カレーとタッパー

カレーを長持ちさせるためには、以下の方法を実践してみましょう。

  • カレーが入っている鍋を水につけるなどして、保存するカレーをできるだけ速やかに冷ます
  • カレーを1食分ずつ小分けにして、タッパーなどに入れて保存する

カレーをそのまま鍋ごと冷蔵保存すると、劣化を速める原因につながります。冷蔵保存するのであれば、小分けにして冷蔵庫に入れましょう。

まとめ

カレーは劣化しやすい料理なので、保存期間も短めです。そのことに十分注意して、カレーを正しい方法で保存しましょう。

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