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フローリングに掃除機をかければ、汚れは除去できる!わけではない
フローリングや畳など、家の中には和室と洋室がある家が多いです。和室も洋室も、双方ともに掃除機さえかけておけばきれいになったと思い込んでしまうのは、よくありません。正しい掃除機のかけかたを知り、お部屋の掃除をワンランク上に仕上げましょう。
意外と知られていない『正しい掃除機のかけ方』
意外と知られていない、正しい掃除機のかけ方を解説していきます。
適切な時間に掃除機をかける
掃除機をかけるのには、適切な時間帯があります。
- フローリング…朝、ほこりが溜まっているときに掃除機をかける
- 畳がある和室…ほこりの除去だけでなくダニを吸い取ることができるので、夜になってから掃除機をかける
畳に潜むダニは夜行性なので、畳がある部屋はできるだけ夜暗くなってから掃除機をかけましょう。そうすることで、効率よくゴミとダニを一緒に吸い出すことができます。
集合住宅などで夜間掃除機をかけることが難しい場合は、日中和室を閉め切って暗くし、1~2時間経過した段階で畳に掃除機をかけるのはおすすめです。
水をふき取り、床のものを収納する
掃除機は、水を吸い込むと故障する恐れがあります。水を含んでいるほこりなども掃除機のパワーでは吸い上げきれないことがあるので、水がこぼれている場所は事前に拭いておかねばなりません。
また、掃除機をかけるにあたって床にものが散乱していると、掃除時間がかかってなにかと手間です。床に置きっぱなしにあっているものは、掃除機をかける前に片付けておきましょう。
部屋の奥から掃除機をかける
部屋の奥から掃除機をかけることで、部屋を効率よく掃除しやすくなります。掃除した場所を踏まずに済むので、足やスリッパの裏に着いたゴミを落とさず、キレイに仕上げられますよ。掃除した場所を人間がうろつかないことで、衣類のほこりや髪の毛の落下なども防げます。
換気は掃除機をかけ終えてからする
掃除といえば、換気です。部屋の空気の入れ替えを行うのも、立派な掃除の一環といえます。しかし、窓を開けっぱなして換気しながら掃除をすると、窓から吹き込んだ風によってゴミがまってしまい、効率よく掃除できません。
また、舞い上がったホコリが地面に落ちてくるまでには時間がかかるため、掃除機をかけ終わった段階でゴミが床に舞い降りてくることもあります。
掃除機をかける前にすべき手順
掃除機をかける前にすべきことは、以下のものがあります。
- 机のや棚の上の掃除
- 床の乾拭き
机や床にもほこりが溜まっているので、拭き掃除などをして拭き取っておきましょう。机や棚の上を掃除する段階で床にゴミが落ちる可能性は大いにあります。そのため、掃除機をかける前に済ませておくのです。
床の上に落ちているほこりや髪の毛などをすべて掃除機で吸ってしまうと、掃除機では吸いきれないものが出てくることがあります。すっきりと掃除したい場合は、フローリングの乾拭き専用シートなどを使って掃除機をかける前に乾拭きをしておくのがおすすめです。
まとめ
掃除機をかけるときに気を付けるべきことや、掃除機をかける前にすべきことは、実は複数あります。正しい手順を身につけ、室内をスッキリさせましょう。