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雨の日の車の運転、危険なポイントとは
雨の日、車を運転する場合は少し注意が必要です。晴れているときと同じような運転をすると、事故を起こしやすくなります。
- 視界不良
- 路面がぬれて、滑りやすくなっている
- 道路の水没などの自然災害など
事故を起こしてからでは、取り返しがつきません。雨の日の運転による事故率の上がり方などを把握し、安全運転を心がけましょう。
雨の日に車の運転をすると『事故率』はどれくらい上がる?
雨の日の事故率と、晴れの日との違いを把握し、事故を起こさないよう注意しましょう。
雨の日の事故率と、事故率が上がる理由
雨の人交通事故が起こる事故率は、以下の通りです。
- 雨の日の事故率…晴天時のおおよそ5倍
1時間当たりの事故発生率が5倍にも膨れ上がるため、雨の日の運転は注意深くしなければなりません。これは、路面が濡れていることが大きな理由です。小雨程度なら大丈夫、今まで無事故だから今回も大丈夫と高をくくってしまうと、事故を起こす確率が上がります。
免許を取って長い人、運転に慣れた頃の人、高齢者の人は、雨に日の危機管理能力が若干低下している可能性があります。ほんの少しの油断で大惨事を起こすこともあるので、注意しましょう。
晴れの日の事故率と、雨の日と晴れの日の路面の違い
晴れの日の事故率は、1時間当たり1.1件となっています。雨の日の事故率は5.1件なので、雨の日の事故発生率の高さがうかがえます。晴れの日を雨の日では、路面にどのような違いがあるのでしょうか?
- 制動距離の違い…雨の日は早めにブレーキを踏まなければ、車が制止できない
- 視界の違い…雨の量によっては、ワイパーを頻繁に稼働させねば前が見えない
晴れの日と同じタイミングでブレーキを踏むと、間に合わず前の車に衝突する恐れがあります。
また、スピードを出して走行していて急ブレーキをかけたら、車がスリップしてしまう可能性が高くなります。そうなると車の動きを制御することができず、前方の車や周辺のガードレール、最悪の場合歩行者などを巻き込んだ大きな事故を起こしてしまうかもしれません。
雨の日の運転を安全に乗り切るためには
雨の日の運転を安全に乗り切るためには、以下のような行動を心がけましょう。
- いつもより早く家を出て、時間にゆとりを持つ
- 規定速度を大幅に超える速度オーバーは絶対にしない
- 早めにブレーキを踏む
- 「急」がつく運転は避ける
- 視界不良につき、運転しづらい可能性があることを把握しておく
雨の日の運転は、普段の運転よりも難易度が上がります。運転に慣れていたとしても、前方車や後方車が事故を起こす可能性も視野に入れて、早めの行動を心がけましょう。
まとめ
雨の日の運転と晴れの日の運転では、事故率に大きな違いがあります。雨の日の運転で注意すべきことをを把握し、安全第一で車を運転してください。