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変色した『牛肉』食べても大丈夫?
牛肉は、変色した色によって、食べられるかどうかが異なってきます。
- 灰色…切ってすぐの新鮮なときに見られる色で、30分程度空気にさらして赤くなれば問題なし
- 黒色…肉同士が重なっていたなどの理由で、空気に触れる機会が少なかったときに起きやすい
- 茶色…切った後空気に触れていない状態のときになる色で、灰色のときと同じ対処方法で様子を見る
上記のような変色は、問題なく食べられることが多いです。しかし、劣化しているサインであることもあるので、色だけでなく劣化サインが出ていないかを確認してみましょう。
牛肉が腐っているか判断する4つのポイント
牛肉が劣化しているときのサインは、以下のものがあります。
1.異臭がする
牛肉から異臭がしている場合は、調理不可です。
- アンモニア臭がする
- 酸味の強い、つんとしたニオイ
- 明らかな腐敗臭など
普段感じることがない臭いを察知した場合は、牛肉の調理は控えるべきです。上記以外のニオイであっても、鼻を覆いたくなるような異臭を放っているものは、腐敗している可能性が高いといえます。
2.触感に異変を感じる
牛肉に触れたとき、いつもの触感とは異なる場合は腐敗しているかもしれません。
- 表面にべたつきやぬめりがある
- 触った後、ベタベタとした糸を引いている
牛に限らず、上記のような異変がある場合は、食材が腐っていることが大半です。ぬめりを取るために洗っても、腐敗した部分を取り除けるわけではありません。
3.変色している
変色している牛肉は、食べないようにしましょう。
- ピンク
- オレンジ
- 緑
- 白
上記の色に加え最初に紹介している色も変色と捉えて、腐敗の可能性があることを把握しておくと安心です。上記で紹介している色は、カビが生えているときに見られやすい色です。
カビは食材の奥深くに根を下ろすので、表面だけやカビがある部分だけを除去しても菌が残ってしまうことが大半なので注意しましょう。
記事の冒頭で紹介している変色は、空気に触れさせて赤色になれば安心安全というわけではありません。赤色になった後、香りや触感を調べ、異変がない場合は料理可能です。
4.黒い斑点ができている
黒っぽい斑点が牛肉に出現している場合は、牛肉に黒カビが発生している可能性が高いです。異臭などの異変がなかったとしても、カビなので調理不可な状態まで劣化が進んでいます。
腐っている牛肉を食べるとどうなる?
腐っている牛肉を食べてしまうと、食中毒のような症状が起きてしまうことが多いです。
- 腹痛
- 嘔吐・下痢
- 発熱
主に急性胃腸炎のような症状が現れることが多く、重症になると脱水症状を起こしてしまう非常に危険です。
まとめ
牛肉が傷んでいるかを見極めるポイントは、複数あります。変色も含めて、食べる前に牛肉が劣化していないかを確認しましょう。