目次
傘の持ち方次第で凶器にも変わる
傘は雨の日には欠かせないアイテムですが、使用していない時の持ち方次第で、思わぬ凶器になることがあります。周囲の人に重大なけがをさせないためにも、傘の持ち方には細心の注意が求められます。
今回は、特に危険な傘の持ち方を集めました。正しい傘の持ち方も併せて紹介していますので、これまでの傘の持ち方を見直す良い機会にしてください。
絶対避けるべき傘の持ち方5選
周囲の人にけがをさせないためにも、危険な傘の持ち方を理解しておくことが重要です。自分の傘の持ち方が危ないものに該当していないか、今一度確認してみましょう。
1.傘を横向きに持つ
傘を横持ちすると、自分の背後に傘の先っぽが突き出す形になります。背後は見えにくいため、うっかり子どもの目の高さに傘が当たったり、最悪の場合失明などの重大な事故を引き起こす可能性があります。
2.傘の先端が不安定な状態で持つ
歩くたびに傘の先っぽがブラブラと不安定に揺れる持ち方は、トラブルを招きやすく、非常に危険です。特に小さな子どもやペットが近くにいる場合、彼らにけがをさせるリスクが高まります。
3.傘を肩に担ぐ
雨上がりに傘が部分的に乾いた状態で、傘を肩にかけて歩くこともありますが、これは危険な持ち方の一つです。傘の先端が体の近くにある一方で、持ち手が後ろに突き出しているため、後ろにいる人の顔や頭に触れてしまう可能性があります。
4.傘を杖代わりに使用する
高齢者の中には、雨上がりに傘を杖のように使う人もいます。しかし、この持ち方は地面に傘の先をつけた後、不意に後ろに傘の先端を振り上げることがあり、とても危険です。傘の先っぽは尖っているため、もし人に当たれば、けがを負わせる可能性があることを忘れないでください。
5.傘を横持ちして振り回す
傘を横持ちにして歩きながら振り回す行為は、非常に危険です。これはまるで手持ちバッグを振り回して歩くようなもので、傘の先っぽが他の人に当たった場合、軽傷で済まない事故を引き起こすリスクがあります。傘を持つ際は、その持ち方が他の人にとって安全であるかどうかを常に考慮しましょう。
正しい傘の持ち方
正しい傘の持ち方は以下の通りです。
- 濡れた傘のベルトをしっかり締め、周囲に水滴が飛び散らないように注意する
- 傘の先端が他人に当たらないよう、常に地面に向けて持つ
- 歩くときは、傘の先端を下に向けて持ち続け、他の人とすれ違う際には傘を反対側に移動させる
使用済みの傘は通常濡れているため、他の人の衣類やバッグに触れないように注意が必要です。傘を持ち歩く際は、傘の先端が地面に平行を保ち、持ち手はしっかりと握って周囲の人に迷惑をかけないようにしましょう。
まとめ
傘は単なる実用品ではなく、カラフルでスタイリッシュなデザインが豊富にあり、個性を表現するアクセサリーとしても楽しむことができます。
しかし、その便利さや魅力に惹かれる一方で、公共の場ではその持ち方に注意し、他の人に迷惑をかけないように心がけましょう。正しい傘の持ち方を身につけることで、安全かつマナーを守ることができます。