目次
交通事故後、窓枠に掴まった男性を20m引きずり逃走した79歳男 傷害容疑で緊急逮捕
警察は6月30日、車の窓枠を掴んでいた男性を20m引きずった状態で走行し、その後逃走したとして、自営業の79歳男を傷害の疑いで逮捕しました。
男は6月30日の午後8時半頃、被害者の男性と交通事故を起こしており、被害者の男性が車から降りて話をしようと近づいたところ、容疑者の男は車を発信させたとのことです。
被害者の男性は咄嗟に容疑者が運転していた車の窓枠を掴み、約20m引きずられた後、交差点で道路に振り落とされたといいます。男性は右ひじと右ひざ、右肩、右腹部を打撲するなどの軽傷を負ったとのことです。
その後、車は逃走しましたが、目撃者が車のナンバーを覚えていたため警察に通報。事件が発覚し、警察が容疑者の男を呼び出し、緊急逮捕に至りました。
警察の取り調べに対して男は「これは交通事故で、暴力は振るっていない」「相手が勝手に掴んできた」と供述しており、容疑を一部否認しているとのことです。
このニュースに寄せられた世間の声
「免許返納以前の話です」
「相手が勝手に掴んできたとしても、掴んでるなら車発進させたらどうなるかくらい想像して」
「ヘタしたら相手の男性死んでたかもしれないんだぞ」
「逃げればどうにかなると思っているのがまずい」
「全く事故について悪いと思っていない事がよく分かる」
残念ながら、身勝手なドライバーによる故意的な事故や事件が後を絶ちません。交通事故が発生した際、相手を無理にその場に留めようと試みると、今回の事件のように危険な事態に発展する恐れもあります。
万が一、相手が対話に応じず逃走を図ろうとした際は、逃走車のナンバーを控えて警察に通報し、適切に対処してもらうのが安全でしょう。