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RIKACOが語る、自身の更年期
更年期障害の症状は、人ぞれぞれです。全くないまま更年期を過ぎていく人もいれば、かなり重い症状に悩む人もいます。RIKACOさんは自身の更年期障害の症状や乗り越え方を、YouTubeで発信しています。
RIKACOさんの更年期障害がひどかった期間は、45歳~55歳くらいの10年間ほどです。RIKACOさん自身「閉経が早かった」と語り、お母さまが亡くなった49歳くらいから生理周期が乱れ始め52歳くらいで閉経しました。
更年期とは、閉経の前後5年ずつ計10年ほどの期間を指します。RIKACOさんは「更年期の症状は、まあまあ出た」とし、経験した更年期の症状は、激しいだるさで起きられない、物事に対するやる気が起きない、若干の鬱っぽさ、怒りっぽさ、大量の寝汗、頭痛、吐き気、めまいです。
特にめまいの症状がひどく出てたと言い、その理由が複数あると解説しています。
RIKACOさん自身、めまいの原因は自己判断でメニエール病だと思い込んでいたと言います。30代後半でめまいの症状が出始め、45歳くらいに悪化。嘔吐するようになり精密検査を受けた結果、左耳内部にウイルスが侵入して前庭性神経炎を発症していました。この病気は難治性で、うまく付き合っていくタイプの病気です。
また、更年期で自律神経のバランスが大きく崩れたことで、めまいの症状の悪化に拍車がかかったと説明。あまりの症状のひどさに、「入院までしました」と語っています。
自律神経のバランスが崩れたことで、ストレスへの耐性が低くなり、さまざまな症状が出やすくなります。「自己判断せず、ちゃんと病院に行って、検査や薬を処方してもらった方がいい」と、アドバイスを送りました。
また、本当に症状がきついときは、自身の体に負荷をかけないよう心がけて「無理しないで寝てました」としています。仕事もこなしていましたが、薬が合わずに寝込んだりしたこともあったそうです。「医師に相談して、症状に合った薬を出してもらって、正しい治療を受けて乗り越えていくのが安心だと思う」と、つらかった時期の経験を振り返っていました。
こういったつらい症状をポジティブにとらえるため、RIKACOさんは、自分の解釈としつつ「女性ホルモンがすごく活発だった」という考えを持ち、「ずっと続くわけじゃない、何年かつらい時期はあるけど、いつかは抜けられるから。ゆっくり向き合ってストレスを溜めないよう、自分にとって楽しい生活を心がけて」とエールを送りました。
つらい更年期を今乗り越えている視聴者からの声
更年期のつらさを今乗り越えている人から、さまざまなコメントが寄せられました。
- 「更年期の揺らぎに、子供達の反抗や巣立ち、夫婦は軽い同居人、核家族、親の死、薄毛に抜け毛のはじまり、お腹周りのぷっくり、プチ絶望感など色々あるなか、りかこさんの発信やコメント欄から私1人じゃないってとても勇気をもらえました」
- 「私の周りには更年期に体調不良の経験をした人があまり居ないので、こういう体験談を聞けるのは本当にありがたいし心強いです。」
- 「「ずっとは続かないから」が本当に励みになりました。」
- 「『女性ホルモンが活発だったから起きること』何故か この言葉に救われました」
- 「原因不明の浮遊性めまいに1年半くらい悩まされていて、心折れかけていましたが、今回のお話で、 また向き合う気持ちが湧いてきました。」
ひとりじゃない、乗り越えられるという未来を語ってくれる存在は、今苦しい思いをしている人には必須といえます。