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【埼玉】中学校で授業中やテスト中の水分補給を禁止に 行き過ぎた校則が話題に
埼玉県桶川市の中学校で、授業中やテスト中の水分補給を原則禁止とする校則が物議を醸しています。
この校則は、今春に生徒に配布された「生徒指導の変更点と確認項目まとめ」と題するプリントに記載されていました。学校側は、生徒たちの節度のない行動を理由に、この校則を設けたと説明しています。ただし、どうしても必要な場合は、教師の許可を得れば水分補給ができるとのことです。
しかし、一部の保護者からは、熱中症の危険性を指摘する声が上がっています。ある保護者は、「(熱中症で)生徒が命を落とすかもしれない。体調が悪くても『水を飲みたい』と言い出せない生徒もいるのでは」と訴え、校則の撤回を求めましたが、学校側は応じなかったそうです。
桶川市教育委員会は、完全な禁止ではないため問題ないとの見解を示していますが、専門家からは「生徒の健康を優先すべきであり、教師の許可なしで水分補給ができないことに合理的な説明はつかないのではないか」と指摘されています。
この話題に寄せられたネットの声
「先生の許可を得るなんてことにせず、各自の勝手にしたらよいのに」
「禁止の決定事項だけでなく、そこに至った経緯と対応を合わせて論じるべきでしょうね」
「教師の許可がないと飲めないってどういうことよ」
「現在の暑さを考えると難しい問題ですね」
「合理的な説明を聞いてみたいです」
「馬鹿げてるとしか言えない」
この話題には学校側に柔軟な対応を求めるコメントが多く寄せられていました。
熱中症対策の重要性が高まる中、学校の規則と生徒の健康や安全のバランスをどのように取るべきかについて、議論が続きそうです。