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仲良しだった旦那と、産後喧嘩が絶えない…
子どもの誕生は、夫婦の関係を大きく変化させる人生のターニングポイントといえます。親になることで、子どもに対する認識や接し方のずれが大きくなると、今まで喧嘩しなかった伴侶との衝突が増える夫婦も少なくありません。
今回の相談者は、30代の女性で生後7か月の女の子を育てるママです。
もともと夫婦仲がよかったのに、「産後喧嘩が絶えない。小さなこと(子どもの睡眠が浅く、夫の物音で起きるなど)で喧嘩になる」ことに悩んでおり、「夫を目の前にするといわずにはいられない」と言います。夫婦関係を気にして離婚が脳裏をよぎり、自分の中でこみ上げる夫への怒りの対処方法を模索中です。
藤本さんはこの相談に対し、「子どもは、1歳過ぎると結構揺らしても起きなくなる」と、成長によって子どもの睡眠が深くなる可能性を示唆。藤本さんの第一子が音にすごく敏感ですぐ起きていたことを振り返りつつ、「一人目のときは静かな環境で生活しているから、ちょっとの音で起きやすい」と環境的に起きやすい面を指摘しています。
また、産後は自分たちの力ではどうにもできない”子ども”が存在しているので、「喧嘩するものなんだと思った方がいい」といいます。喧嘩の増加で離婚を考えるよりも、子どもがいるからうまくいかなくて当たり前な部分が非常に増えるのです。
また、保育園や幼稚園、小学校に進学するタイミングで、大人も慣れるまではストレスがかかる点を挙げ、そこでも喧嘩が起きやすくなるとしています。
生後7か月の子に対する夫婦喧嘩の悪影響については、「子どもはまだわからないし、物音じゃ起きなくなるから、離婚は今考えるのは早すぎる」ときっぱり。夫へのイラつきに対しては、「部屋を分けて、ひとり言で文句を言う」と物理的に距離を取るようアドバイスしました。
旦那さんが出す音で赤ちゃん覚醒…経験した視聴者からのコメント
今回の相談内容は、乳幼児を育てた多くの視聴者が経験していました。
- 「『私が腹が立って嫌いになりかけて離婚までしたい相手は、息子にとっては大事な父親なんだよなぁ。』これだけで乗り越えてきました。」
- 「赤ちゃんが寝ていると分かっていて、起こさないように物音を立てないように配慮できない人は、他のところでも思いやりや配慮に欠ける人だと思う。」
- 「私も5ヶ月の子どもがいて夫の物音で起きてしまうことが何度もありました。 そうなった時に、夫に”責任とって寝かしつけてくれるんだよね?はい!よろしく!”と言って任せました。 それが3回くらいあって、現在夫は物音させずに生活するようになりました」
- 「我が家も死ぬほど喧嘩しましたよ!私のホルモンバランスも整ってなかったし、睡眠不足だし、ガルガル期だし、パパは思う様に動いてくれないし、サポートどころか邪魔ばかるするし!当時、大嫌いでした」
- 「物音で起きてしまう、、イライラするのわかる!わたしは、夫へのイライラは夜に車に乗って、走らせることもなく、車内で大声で悪口を叫びまくってました。夫にも誰にも聞かれず、大声を出すだけでもかなりスッキリします」
産後のホルモンバランスの乱れ、慣れない育児など、難が多い時期ではあります。コメントしている対処方法などを参考に、イライラをうまく解消させましょう。