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『出産祝い』だからこそ注意したいものや行動とは
赤ちゃんの誕生は、非常におめでたいですよね。生命の誕生を祝うにあたり、出産祝いを贈ることがあると思います。出産祝いは、どんなものを贈ってもよいわけではありません。マナーやモラルに反するものを贈ってしまうと、相手から嫌煙されてしまします。
赤ちゃんと母体の状態を加味し、モラルに反するようなものを贈らないよう注意しましょう。産後のことを考慮して、考慮すべきポイントもまとめました。
『出産祝い』における7つのタブー
出産祝いにおけるタブーは、以下のものがあります。
1.現金をそのまま手渡しする
出産祝いでなにを贈るべきか困ったとき、現金を考える人は多くいます。現金のよさは、なんといっても使いやすい面です。しかし、出産祝いを現金そのまま手渡ししてしまうのはNG。生々しい上、渡された人は決してよい気持ちとはいえません。
2.刃物を贈る
出産祝いに刃物を贈るのは、マナー違反です。
- 包丁
- はさみ
- カッターナイフなど
刃物は、縁を切るという趣旨の意味を持っています。相手との縁切りを思わせるようなものを贈るのは、基本的にNG。
3.死を思わせるものを贈る
赤ちゃんの誕生を祝う場面で、死を思わせるようなものを贈るのはNG。
- 流血していたり、刃物が刺さっているような描写が施されている人形
- ベビー服に「Death(死)」「Kill(殺す)」などのスペルが入っている
- ろうそくやお線香など、葬儀を思わせるもの
- 塩…お清めを思わせる
- 緑茶…香典返しに送ることが多い
このほかにも、死などの不吉なニュアンスを持つものは贈るべきではありません。
4.性別を無視したものを贈る
赤ちゃんが誕生したら、性別が判明します。そのため、性別を問わないものか性別に見合ったものを贈るのがマナーです。
- 性別を無視した自分好みの服を贈る…男の子にピンクのフリル、女の子に車の柄がついているものなど
- 新生児には早すぎる、性別を無視したおむつなど
性別をまるっきり無視したものを贈られてしまうと、使う場所がありません。次の子どもを設ける保証はなく、つぎの子も送ったものに沿った性別で誕生する保証もないので、性別はしっかりと知っておきましょう。
5.語呂や縁起が悪いものを贈る
語呂や縁起が悪いものも、出産祝いには避けるべきです。
- 4(死)・9(苦)・宗教上の忌み数などで包んでいるお菓子など
- ハンカチ(手切れ)・櫛(くし→49)など
数字や縁起が悪いものに対してあまりにも無頓着すぎると、無意識のうちに上記のようなものを贈ってしまう恐れがあります。
6.出産祝いを渡して長居する
産後の母体は、交通事故にあったときと同じほどの重症度で、回復するのにかなりの時間がかかります。その上新生児の世話もあるので、ほぼ寝不足といっても過言ではありません。なれない育児での疲れやストレスもあるでしょう。
そのため、出産祝いを渡したら、赤ちゃんの様子をちょっと見せてもらって速やかに帰るのがマナーです。義家族であっても、長居は失礼に当たり、嫌われる原因にもつながるので注意しましょう。
7.出産祝いを渡すついでに、言わなくれいいことを言う
出産祝いの内容に問題がなくても、出産祝いを渡すときの言葉や態度には注意すべきです。
- 出産に対して「楽でよかったね」など、お産を軽視することを言う
- 赤ちゃんを見て「小さいけど育つの?」「かわいくない」といった余計なことを言う
- 家に入るなり「掃除しないの」「汚いね」など、家事ができていないことを指摘する文言を言うなど
産後は散らかっているのが当たり前で、生まれてすぐの赤ちゃんは想像しているような赤ちゃんではない可能性が高いです。安産でも帝王切開でも、楽なお産はこの世に存在していません。
まとめ
出産祝いを渡すときのタブーを把握し、ママと赤ちゃんを気遣った行動を心がけましょう。双方が心地よい時間を過ごすためにも、できる限りの配慮を行ってくださいね。