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圧力鍋の使い方、間違ってしまうと大変な事態を招きやすい
圧力鍋を使って調理すると、食材がトロトロほろほろに仕上がって、ワンランク上の仕上がりになります。加圧調理なので、基本的に具材と水分を入れたら、火加減に注意するだけで料理の大半ができるので、とても便利なアイテムといえます。
しかし、圧力鍋にすべきではない行動を取ってしまうと、爆発など非常に危険な事態を招きやすくなります。
圧力鍋で『絶対にやってはいけないこと』4選
圧力鍋に絶対にしてはいけないことは、以下のものがあります。
1.加熱後の圧力鍋を、無理やり開ける
圧力鍋を使って調理すると、加圧後の鍋をしばらく放置して圧を抜かなければなりません。待ち時間はかなりかかりますが、放置しておけば圧は抜けます。なんらかの理由で圧が落ちるまでの時間が待ちきれないとき、加圧状態の圧力鍋のふたを無理やりネジ開けてしまうのはよくありません。
圧力鍋のあるが抜けていない状態のものを過度に刺激すると、ふたが吹き飛んで爆発したような状態になる可能性が高いです。当然、近くにいた人はひどいけがを負ってしまいます。
2.ふたを洗わないまま継続使用売る
圧力鍋のふたは、非常に重くて複雑な形状です。太いゴムパッキンや、ふたを分解して洗う手間がかかります。重さだけでなく複雑さもあるので、ついふたの表面だけを洗って終わらせてしまいやすいですよね。
しかし、ふたには空気の通り道がついているので、汚れの蓄積は非常に危険です。ふとしたときにふたの空気の通り道に汚れが詰まってしまうと、圧力鍋内に過度な加圧がかかってしまいます。その結果、鍋が耐え切れず爆発する恐れがあるのです。
3.入れてはいけないものを入れて加熱する
圧力鍋に入れるべきではないものは、以下のものです。
- 粘り気があるもの…カレーやシチューなど
- 膨らむもの…練り物や餅、麺類や豆類など
- 蒸気口を塞ぐ可能性があるもの…大量の油やお酒、炭酸水、重曹など
入れるべきではないとされているものを入れると、圧力鍋が爆発するなどの事故を起こす原因につながります。場合によっては火災などを招く原因にもつながり、最悪の場合死亡事故が起きることもあるので十分注意しましょう。
4.内容量を守らずに使用する
圧力鍋の内容量を守らずに使用するのも、非常に危険です。
- 内容量が少なすぎる・多すぎる
- 空焚きする
上記のような使用方法を実践すると、圧力鍋に過度な圧がかかってしまいます。
圧力鍋の正しい使い方
圧力鍋に正しい使い方は、以下の通りです。
- 最低限の容量と最大限の容量を厳守して使用する
- 使用時、ふたがしっかりと閉まっているか確認する
- 加熱不可のものは入れない
- 火力に注意して使用する
- 放置時間をしっかりと守る
- 使用後は、ふたを分解して隅々まで洗い、しっかりと留め具で固定する
圧力鍋は、使い方さえ守れば非常に便利なアイテムといえます。料理の時短にも最適なので、正しく使用しましょう。
まとめ
圧力鍋の正しい使い方は、決して難しいものばかりではありません。正しい使用方法を厳守して、ワンランク上の仕上がりの料理を堪能しましょう。