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やったらやりっぱなしにする夫…どうして?
やったらやりっぱなしになると困るのが、家事や育児です。自分で全部やってしまえば安心安定のクオリティになるのはわかっていますが、家事と育児のすべてを一人でこなすのは無理があります。でも、夫に任せるとやりっぱなしになってしまうので困る…。
なぜ夫は、中途半端な状態でほったらかしてしまうのでしょうか?
- 完璧にやった気になっている
- ちょっとくらい残しても妻がやるだろうと思っている
- そもそもやることの内容を把握しきれていない
人によってさまざまな理由がありますが、主に上記のような理由で夫がやりっぱなしになっていることが多いです。
やったらやりっぱなしにする夫を改善させる4つの方法
夫のやりっぱなしを防ぐためには、以下のような行動が挙げられます。
1.初めてやってもらうことは、できるだけ詳しく教える
妻は毎日家事をこなすので、できて当たり前になっていることが大半なことが多いです。しかし、普段家事をしない夫にとっては、「妻の管轄」という認識を持っている人が多くいます。そのため、家事は「手伝うもの」「たまにやるもの」と思っている男性もいます。
夫に初めてやってもらう家事は、夫が素人でなにも知らない状態であると考え、できるだけ細かに指示を出してあげましょう。
- 「そっち」「あれ」「適当にやって」など、ざっくりした指示は避ける
- 夫と自分の間には完成度に大きな差があることを前提としてとらえ、夫の行動をよく観察してておく
- 不手際が起きる前に指示を出す
最終的に出来上がった段階で「できてない」「全然ダメ」などの否定的な意見を言われると、夫のやる気を著しくそいでしまいます。それを避けるためにも、要所で様子を見て、随所で声掛けをして妻の中にある最低ラインのクオリティに近い状態で完成できるよう配慮しましょう。
2.質問には丁寧に答える
家事や育児に関する質問に対して、適当な答えをすると夫も適当な行動しかとりません。
- 夫が理解できるよう、かみ砕いて説明する
- 質問に対する回答は、端的に行う…ひとつの質問に対して、ひとつの回答
- 手順を教えるときは、一緒にやる
「それは適当でいい」という部分であっても夫と妻の「適当」の基準が異なります。いざこざを避けるためにも、適当でいいと思えるような質問にも真摯に向き合いましょう。
3.できている部分を褒めて、手直しが必要な部分は端的に教える
夫の家事や育児がやりっぱなしで終わっているとしても、よほど粗雑な行動を取っていない限りできている個所はあるはずです。まずは、できている部分を褒めましょう。
褒めた後で、できていない部分を改善できるような声掛けをするのがおすすめです。このとき、否定的な言葉かけや見下すような発言は避けましょう。
「ここをこうすると、もう少し早く終わるよ」「こうしたら、仕上がりがもう少しよくなるよ」など、ワンランク上を目指せるような声掛けが理想です。
4.自主的に動いたときは、感謝の気持ちを伝える
夫が自主的に動いたら、まずはすかさずほめましょう。最初に盛大に褒めて感謝の気持ちを伝えることで、自信につながります。妻が感謝しているという実感が持てると夫は自主的に動くことが多くなるので、双方ともに助け合いのループができやすくなります。
まとめ
夫のやりっぱなしを防ぐためにも、妻の声掛けと関わり方は非常に重要です。できて当たり前と思うのではなく、夫ができるようになるために必要なサポートはなにかという点に重点を置きましょう。