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風水では寝室はエネルギーを蓄える重要な場所
一日が終わると、体を休めるために寝室に向かいますよね。平均的な睡眠時間が6~7時間だとすると、人生の1/4から1/3は寝室で過ごしていることになります。これを考えると、寝室は非常に重要な部屋です。
風水でも同じように、寝室はエネルギーを蓄える場所とされています。寝室で眠ることで、新しいエネルギーを得て、次のステップに進むための活力を生み出すのです。
風水的にNG!寝室でやってはいけないNG行為10選
寝室は新しいエネルギーを生み出し、蓄えるための重要な場所です。しかし、ある行動がエネルギーの生産や蓄積を妨げ、運気を下げてしまうことがあります。風水の観点から、寝室で避けるべきNG行為を見てみましょう。
1. ぬいぐるみをたくさん置く
風水では、ぬいぐるみや人形は人の生の気を吸い取るとされています。そのため、エネルギーを蓄える寝室にぬいぐるみをたくさん置いてしまうと、彼らが新しいエネルギーを吸い取ってしまいます。その結果、疲労がたまり、健康運や仕事運、恋愛運など、さまざまな運気に悪影響を及ぼす可能性があります。
2. 寝る際にカーテンを開けたままにする
夜は「陰の気」と呼ばれる悪い気が漂っているため、寝室で眠る際は注意が必要です。夜に窓を開けたまま寝てしまうと、陰の気が寝室に入り込んでしまうので、風水的にNGです。
暑い夜などは窓を開けたくなるかもしれませんが、悪い気が入り込むと良いエネルギーが阻害され、疲れをしっかり取ることができなくなります。
3. 日中に窓を閉めっぱなしにする
夜には窓を閉めて眠るのが望ましいですが、日中は事情が異なります。昼間は日光が射し、良い気が漂うため、寝室のカーテンや窓を開けて、積極的に良い気を取り入れるべきです。
日中に窓を閉じたままにしておくと、気が室内で滞ってしまい、異なる気が混ざり合い、悪い気に転じる可能性があります。その状態で夜に就寝すると、質の良い睡眠が得られず、必要なエネルギーを蓄積することが難しくなってしまいます。
日中は必ずカーテンと窓を開けて、寝室に良い気をたっぷりと取り入れ、夜はその良い環境で眠るように心がけましょう。
4. ベッドの横に鏡を置く
古くから鏡は非常に神聖なものとされ、良い気も悪い気も運ぶとされています。鏡は運気を吸い取ったり放出したりする力があるとも言われています。日本の三種の神器にも鏡が含まれているのはそのためです。
風水においても鏡は非常に重要ですが、ベッドの横に鏡を置くのは避けるべきです。ベッドの横に鏡があると、自分の寝姿が鏡に映り、鏡が生気を吸い取ってしまいます。その結果、翌朝に必要な活力を回復することが困難になります。
寝室に鏡を置く場合は、寝姿が映らないように位置を調整するか、鏡にカバーをかけるなどして寝姿が映らない工夫をしましょう。
5. ドライフラワーを置く
生花はエネルギーの象徴であり、風水では非常に好ましいとされます。しかし、ドライフラワーや造花は風水において「死んだ花」「生命のない花」と見なされるため、NGとされます。
寝室はエネルギーを蓄える場所であるため、ドライフラワーを置くと「死」のエネルギーによって良いエネルギーの流れが妨げられます。インテリアとしての魅力はありますが、寝室での使用は避けましょう。
6. 布団をフローリングに直接敷く
風水では、地面はエネルギーを吸収する場所とされています。これは、地面に直接触れることでエネルギーが得られると考えられているためです。
フローリングは現代の住環境においても地面と同じように扱われますが、「フローリングがエネルギーを吸収する場所なら、布団を直接敷いても良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、風水においては、足裏で感じるエネルギー以外に、物を直接床に置くことは推奨されません。
ただし、畳は例外です。畳は布団との相性が良く、い草の使用によりエネルギーを効果的に吸収できるとされています。
7. 枕を南側に向ける
多くの人が子供の頃、「北枕は良くない」と教えられますが、風水では「南枕もダメ」とされています。
風水において北は良い気が流れ込む方向とされており、その逆である南は気を排出する方向とされています。そのため、枕を南に向けてしまうと、頭から良い気が流出してしまうことになり、特に集中力やひらめきなどの精神的なエネルギーが失われやすいとされています。これにより、仕事運などに悪影響が出やすいため、枕の位置は南を避けるべきです。
8. 寝る前にスマートフォンを使う
就寝直前にスマートフォンを使うのは避けるべき行為です。多くの人が寝る前の暇つぶしにスマートフォンを利用してしまいますが、このデバイスは電波を発しており、運気を乱すことがあります。
また、医学的にもブルーライトの影響で睡眠の質が低下し、健康に悪影響を与えることが知られています。風水的にも医学的にも寝室でのスマートフォンの使用は避け、より良い睡眠を促す環境を整えることが重要です。
9. 掃除をしない
寝室の清潔さは非常に重要です。寝室が散らかっていたり、掃除を怠って埃が溜まっていると、悪い気が溜まりやすくなり、良いエネルギーの流れを阻害します。
また、健康面でのリスクも増えます。埃が多い環境はハウスダストにより、喉や体のさまざまな部位に不調をもたらすことがあります。したがって、寝室は常に綺麗に保ち、良いエネルギーを保つために定期的な掃除が必要です。
10. 寝室を真っ暗にして眠る
多くの人がより深く眠るために寝室を完全に暗くすることを選びますが、風水では暗闇が悪い気を引き寄せるとされているため、この習慣は避けた方が良いとされています。
しかし、部屋の明るさを強くしすぎると、それが睡眠の質を低下させる原因にもなります。理想的には、小さなナイトライトやフットライトを使うなどして、完全な暗闇を避けることが推奨されます。適度な明るさで、良い気が滞らず、安心して眠れる環境を整えましょう。
寝室でのNG行為を避けて明日への活力をチャージしよう!
寝室はエネルギーを蓄積するための重要な空間です。この場所に悪い気が滞留したり、さまざまな気の流れが乱れたりすると、新たなエネルギーを効率良く蓄えることが困難になります。そこで、上記で述べたNG行為を改め、良い気の流れを保つことで、エネルギーを効果的にチャージする生活を目指しましょう。