海外旅行で洗濯する4つの方法と裏ワザ!持って行く衣類選びのコツ

手洗い

海外旅行先で洗濯する方法をご存知ですか?海外旅行は身軽が一番。荷物をコンパクトにするために一番減らせるのは衣類ですので、持っていく衣類は必要最低限にして海外旅行先で洗濯することをおすすめします。今回は海外旅行先での洗濯の方法や干し方、洗濯するものとしないものなどをまとめましたので参考にしてください。

海外旅行で洗濯する方法

手洗い

海外旅行は身軽が一番です。荷物をコンパクトにするコツは海外旅行先で洗濯することです。海外旅行で洗濯する方法は「自分で手洗い」「ホテルのランドリーサービス」「ホテルのランドリールーム」「コインランドリー」「クリーニング店」など様々な方法があります。

ホテルの部屋で手洗いする方法

海外旅行先のホテルで洗濯する2つの方法と手順をご紹介したいと思います。

汚れを払い落とす
海外旅行先で洗濯する前に、衣類についているごみやほこり、水着などについた砂などを、ホテルのゴミ箱に前もって払い落としましょう。海外ではホテルでも配水管が詰まりやすいところが多いため、ゴミや砂などを流すと詰まる可能性がありますので注意しましょう。

シンクやバスタブで手洗い

  1. 洗浄水を作る
    海外旅行先のホテルの洗面シンクやバスタブにお湯または水を張り、洗濯洗剤をしっかり溶かして洗浄水を作ります。洗濯洗剤が無い場合はボディシャンプーを代用しましょう。
  2. つけ置きする
    洗濯物を洗浄水に浸して上から押さえ、まんべんなく洗浄水が浸み込んだら5分~15分ほど放置します。
  3. 手で洗う
    つけ置き後、汚れがふやけてきたら手でもみ洗いや押し洗いをします。
  4. すすぐ
    水道水を流しながら洗剤が落ちるまですすぎます。
  5. 脱水方法
    脱水方法は「おにぎり絞り」と「バスタオル吸水」の2種類あります。
    脱水方法1:おにぎり絞り
    洗濯物を両手の手のひらで包んで押さえ、おにぎりを握る要領で脱水します。
    脱水方法2:バスタオル吸水
    きれいなバスタオルを広げ、タオルの半分に洗濯ものを平たく置き、残った半分のタオルではさみます。はさんだタオルの上を手でトントン叩いて水気を取りながら平らにし、タオルをくるくる巻いてそのままタオルの上からしっかり絞ります。
  6. 干す
    洗濯物をホテルの部屋のハンガーや洗濯紐などを使って部屋干ししましょう。

ビニール袋やジッパー付の袋で手洗い

ホテルの部屋にバスタブがない、洗面シンクで栓が無い、壊れているなどの場合、ビニール袋やジップロックのようなジッパー付のビニール袋を使って洗濯します。

  1. 洗浄水を作る
    ビニール袋やジッパー付のビニール袋にお湯を入れ、袋を上下左右にシャカシャカ振って洗剤をしっかり混ぜ合わせ洗浄液を作ります。
  2. つけ置きする
    洗濯物をビニール袋の大きさに合わせて折りたたみ、洗浄水の袋に入れて口を閉じます。ビニール袋の上から洗濯物をもみ込み洗剤がまんべんなく浸み込んだら5分~10分放置します。
  3. もみ込む
    放置後、汚れが落ちていないようでしたらビニール袋の洗浄液を捨て、きれいな洗浄液に取り替えたら同じ要領でもみ込み、放置を繰り返しましょう。
  4. すすぐ
    ビニールの中の洗浄水をきれいな水に入れ替え、洗った洗濯物を入れて軽く揉みながら洗剤を落とします。洗剤が落ちるまで、きれいな水の入れ替えと揉みこみ作業を繰り返します。2回~3回ほど繰り返すと洗剤がきれいに落ちます。
  5. 脱水
    自分で手洗いする場合の脱水方法は共通です。「おにぎり絞り」か「バスタオル吸水」のいずれかで水気を切ります。
    おにぎり絞りの手順:おにぎりを握るように洗濯物を手の中で押し付けて脱水します。
    バスタオル吸水の手順: 洗濯物をバスタオルではさむ→タオルの上から叩いて平たくする→絞る、の要領で脱水します。
  6. 干す
    自分で手洗いする場合の干し方は共通です。洗濯紐や部屋に備え付けのハンガーやイスなどを使用して部屋干しします。

洗濯物の干し方と注意点

Tシャツ干し

ホテルの部屋は乾燥気味ですので一晩あれば乾きます。もし乾かない場合、引き続き宿泊するようであればそのまま部屋干ししておきましょう。
ベランダなど外に干すことを禁止しているホテルやマナー違反と考えるホテルもありますのでトラブルを避けるためにも部屋干しをおすすめします。ハワイのように外に干すことを禁止する景観条例違反などの法律もありますので注意しましょう。

手洗いする際の注意点

粉末洗剤はお湯で溶かす
粉末洗剤で手洗いする場合は溶けにくいのでお湯を使って洗いましょう。またヨーロッパには硬水が多く、洗剤は硬水に溶けにくいので注意しましょう。

2種類の脱水方法の違い
脱水方法は「おにぎり絞り」と「バスタオル吸水」の2種類ありますが急ぎの時は「バスタオル吸水」をおすすめします。

それぞれの絞り方の方法と注意点
「おにぎり絞り」は、洗濯物を手のひらで押さえておにぎりを握るように脱水します。雑巾を絞るように洗濯物を絞る方法もありますが、ねじって絞る方法は衣類の生地を傷めたりボタンなどが外れたりする可能性があります。デリケートな生地の場合などはおにぎり絞りで脱水しましょう。ただし、この方法は手のひらで押さえる力が弱いと水分が残り乾きにくいことがあります。

「バスタオル吸水」は、バスタオルに洗濯物の水分を吸収させて脱水する方法です。しっかり脱水してすぐ乾燥させたい場合におすすめです。この方法は衣類を入れたままタオルをくるくる巻いてから絞りますので、衣類にシワが付く可能性があります。干す前にシワを伸ばして干しましょう。

ホテルのランドリーサービス

ホテルによってランドリーサービスを頼むことができます。部屋に洗濯物を入れる袋と注文書がありますので、袋に洗濯物を入れて注文書にルームナンバーや名前、洗濯物の種類と枚数、仕上がり希望日、希望の洗濯方法、などをチェック・記入後、部屋に取りに来てもらうか、自分でフロントに持って行きましょう。どちらにしていいか分からない時はホテルに確認すると教えてくれます。

ほとんどのホテルは洗濯物を出す時間と仕上がり時間が決まっています。「午前中に出した洗濯物は当日夕方までに仕上がる、または翌日の午前中までに仕上がる」というホテルが多いようです。

コインランドリー

ホテルによってはコインランドリーやランドリールームを設けています。ホテルのランドリーサービスよりも大幅に安く気軽に使用できます。また、外にもコインランドリーはあります。

コインランドリーは日本のコインランドリーとさほど変わりません。洗剤もコインランドリーの自動販売機で販売されています。洗濯の手順はコインランドリー表示されていますので分かります。

洗濯するものとしないものを決めておく

スーツケースに服を入れる

海外旅行に行く前に、海外旅行先で洗濯するものと洗濯しないものを決めておきましょう。洗濯するものと洗濯しないものを決める時のポイントは乾燥です。

海外旅行で洗濯する物

靴下干し

下着・靴下・インナー・Tシャツ・速乾性の生地の衣類
下着や靴下は洗い・すすぎ・脱水すべて簡単で乾きやすいので洗濯OKです。速乾性の生地の衣類は「乾燥が早い」「素材が軽い」「しわになりにくい」などのメリットがあり、海外旅行の洗濯として最適です。また、綿素材よりもポリエステルやナイロンの合成繊維のほうが乾きやすいので海外旅行先の洗濯に向いています。

海外旅行で洗濯しない物

シャツ ジーンズ シューズ

ジーンズ・トレーナー・パーカー・セーター・綿100%の衣類
ジーンズやトレーナー、パーカーなど厚手の生地のものや、セーターなど洗い方や干し方によって縮む可能性があるものは洗濯に手間がかかり乾燥にも時間がかかりますので海外旅行での洗濯には向いていません。また、綿100%の衣類も乾きにくいので洗うのは避けましょう。

洗濯後、一晩たっても乾かずに濡れたままバッグに入れると他の衣類も湿ってしまう可能性があり、水分で重くなることもありますので注意しましょう。

洗剤の種類と注意点

洗濯用洗剤各種

海外旅行先で洗濯する場合、洗剤を持っていくことをおすすめします。

粉末洗剤の場合
粉末洗剤で小分けになっているものは旅行に持っていく時に便利です。洗濯物の量に合わせて洗剤の量を調整できますし、残っても保存しやすいメリットがあります。

液体洗剤の場合
液体洗剤は小分けになっているタイプが便利です。液体洗剤は水やお湯に溶けやすく手洗いに向いています。ただし、機内に液体ものを持ち込む場合、容量に制限があります。また、気圧の影響で液漏れする可能性がありますので注意しましょう。

ジェルタイプの洗剤の場合
ジェルタイプの洗剤はボール状になっており必要な分だけ容器に入れて持っていけばいいので手軽です。ジェルボールは洗濯1回につき1個使用しますので、手洗いよりコインランドリーを使用する際に向いています。

海外旅行の洗濯に必要なアイテム

Tシャツ干し

海外旅行での洗濯で必要になるアイテムやあると便利なアイテムをご紹介いたします。

洗濯用ロープ

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ホテルの部屋の中に洗濯物を吊るす場所がまったく無い場合、洗濯用ロープがあると便利です。洗濯専用のロープでなくてもかまいませんが長めのロープを用意しましょう。ホテルによっては部屋に備え付けのロープがあります。壁についているロープケースの中央をひっぱるとロープが出てくるタイプのものが多いようです。

洗濯ばさみ
洗濯ばさみはホテルの備え付けハンガーなどに洗濯物を吊るす時に便利です。また部屋にロープをつけた際、ロープが斜めになっても洗濯物が落ちないようしっかり止めることができます。

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ワイヤーハンガー
ワイヤーハンガーがおすすめな理由は簡単に変形することができるからです。持っていく時も折ってコンパクトにできますし、洗濯物に合わせて形を変えることができますので便利です。

ジッパー付のビニール袋
ジップロックのようなジッパー付のビニール袋に洗剤と洗濯物を入れてもみ洗いすることができます。また、乾かずに湿っている洗濯物を入れるのに便利です。しっかりジッパーを閉じることで他の衣類に湿気が移るのを防ぐことができます。

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まとめ

手洗い

海外旅行で洗濯するのはとても簡単ですね。せっかくの海外旅行で重い荷物を持って疲れることを考えたら、現地で洗濯するのは賢い海外旅行テクと言えますね。ホテルによっては洗濯ロープが部屋に備え付けられていますので確認してみましょう。荷物は必要最低限にして身軽に海外旅行を楽しみましょう。

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