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布団を干し終えて取り込むとき、叩いてはいませんか?
布団を定期的に干すと、気になる臭いが消えて暖かく快適になりますよね。しかし、干した布団を取り込む際に布団たたきで叩いてしまう習慣がある方は注意が必要です!叩くことで予期せぬトラブルが起きることも。どのような問題があるのか、見ていきましょう。
布団を干している時に叩いてはいけない4つの理由
布団を干しているときに叩いてしまうと、どのようなことが起きてしまうのでしょうか。
1.布団内の繊維が傷む
布団を力強く叩くと、叩かれた部分の中綿が断裂してしまうことがあります。その結果、ちぎれた中綿がホコリのように飛び出してくるのです。叩く度に中綿が断裂し、飛び散るため、布団の状態が次第に悪化していきます。
2.ダニの死骸やフンが散らばる
布団を叩く行為は、中綿の破片だけでなく、ダニの死骸やフンも一緒に空中に飛び出してしまいます。これにより、ハウスダストの主要な原因となる物質が室内に拡散し、収納している本人や近隣住民にも影響を及ぼす可能性があります。
3.布団の奥の汚れは叩いても取れない
布団を叩くことで、内部の汚れが外に出ると考えがちですが、実際には中綿やダニの死骸、フンだけが外に出て、汚れは内部に残ったままです。叩いても内部の汚れは解消されないため、他他の方法で汚れを落とすことをおすすめします。
4.叩く音が周囲に迷惑をかける
布団を叩く時の音は、遠くまでよく聞こえるものです。この大きな音は、近隣に住む人たちにとっても明瞭に聞こえるため、昼夜のリズムが定まっていない赤ちゃんや幼児がいる家庭では、睡眠の妨げになることがあります
干した布団を取り込むときの正しい手順
布団を取り込む正しい手順は、以下の通りです。
- 布団たたきで、軽く布団の表面をはらう…埃や花粉を取り除く
- やさしく叩いて…表面のほこりを落とす
- 室内に持ち込んだ後、掃除機をかける…表面のほこりを吸い取る
布団を室内に入れる際は、表面の汚れを意識して除去するようにし、ダニの侵入を防ぎたい場合は、ダニ対策グッズやプロのサービスを利用することを推奨します。定期的に布団やカバーを洗うことで、清潔な状態を保ちましょう。
まとめ
布団たたきの誤った使い方は、周囲に迷惑を及ぼす可能性があります。迷惑を避けるためにも、布団の正しい取り扱い方法を実践しましょう。そして、布団の清潔を保つために、定期的な洗濯や専門の清掃サービスを活用することが望ましいです。これにより、布団を長持ちさせ、快適な睡眠環境を維持することができます。