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悩む人続出!初対面での会話の範囲…セーフはどこまで?
「若い頃は初対面の相手と軽い気持ちでお喋りしていた」という人も、大人になるにつれて、初対面の相手との会話に悩むようになる人は多いです。
大人になると、学生時代よりも育ってきた環境や現状などさまざまな人と出会うようになります。すると、話題によっては軽く受け応えしてくれる人もいれば、「それは失礼じゃない?」「答えたくないんだけど…」と不快感を覚える人もいます。
特に初対面の相手となれば、相手の性格や現状を判断することは難しく、何気ない会話で傷つけてしまったり、不快にさせたりする恐れがあるため、話題に悩む人が少なくありません。
職場関係だけでなく、恋人や結婚相手と付き合いのある人、近所付き合い、さらに子どもが生まれるとママ友関係など、交流は多岐に渡ります。それぞれ会話でタブー視される内容が異なるため、質問内容は慎重に選びましょう。
初対面の人にするべきではない『5つの質問』
初対面の相手にするには注意が必要な質問とは、どのような内容が該当するのでしょうか。人によっては聞かれたくない質問だったり不愉快に感じることがあるので、下記で紹介する質問内容は要注意です。
1.パートナーの有無に関する質問
知り合って短い時間しか経っていない初対面の相手に対して、唐突に「恋人はいるの?」「結婚しているの?」という質問は、大人になるとタブー視されることが多いです。
「タイミングや状況を見て、自然な流れで聞かれるならOK」という人もいますが、多くの場合、突然パートナーの有無を聞かれることに抵抗を感じます。
特に結婚は、現代の人々にとって非常にシビアな問題です。考え方が多様化しているため、結婚に関する質問は、初対面の相手にするべきではありません。
2.給料などお金に関する質問
お金の話題は気軽に持ち出すべきではない質問の代表と言っても過言ではありません。「年収はどのくらい?」「貯金はどのくらいあるの?」といったお金に関する質問は、相手も警戒心を強めてしまいます。
年収や貯蓄額などは、その人にとって非常にプライベートな部分です。また、年収に不満を感じていたり、劣等感を覚えている人も多いので「どうしてそんなことを聞くのだろう」「マウントを取ろうとしている?」と勘繰られてしまうこともあるでしょう。
お金に関する質問は、たとえ親しい仲でも話題にすることはあまりありません。初対面では絶対にしないようにしましょう。
3.年齢を直接尋ねる
年齢に関する質問も、基本的に初対面ではタブーとされています。2回目以降に会った際、会話の自然な流れで年齢に関する話題になったり、会話の流れから「このくらいかな?」とだいたいの年齢を予測する人が多いです。
年齢が高くなればなるほど、年齢に関する話題はセンシティブなものになります。特に女性は、年齢が上がることを気にしている人も多いので、年齢を尋ねられると少し戸惑ってしまったり、気を張ってしまうという意見もあります。
4.子どもの有無や状況に関する質問
ご近所付き合いや既婚者同士の会話などで上りやすい質問に「お子さんはいらっしゃるんですか」など、子どもに関する質問があります。
しかし、初対面で子どもがいるかどうか尋ねることは、相手を傷つけてしまったり警戒心を高めるきっかけになりやすいので控えるべきでしょう。
結婚している夫婦の中には、表には出さずとも「本当は子どもが欲しいけれど、なかなかできない」というご家庭も多くあります。子ども関連の質問は、このような悩みを持つ夫婦を傷つけてしまう恐れがあるため、極力避けたほうが無難です。
また、子どもがいる者同士やママ友同士の場合、初対面で子どもの発達状況や成績、習い事などに言及することもNGです。
特にママ友関係はとてもシビアです。人によっては、こうした質問に「マウントを取ろうとしている」と感じる人もいますし、子どもの発達に遅れを感じて悩んでいる人もいます。
初対面から悪い印象がついてしまうと払拭することは難しいので、子どもに関する踏み込んだ質問は避けるべきでしょう。
5.職業に関する質問
職業に関する質問も相手によっては不愉快に感じる人がいます。なぜならば、ネットが普及している現在、基本的に職業内容を知ることで大まかな年収を知ることができるからです。
そのため、初対面から「どのような職業ですか」「どこで働いているのですか」といった質問をしてくる相手に警戒する人は多くいます。
また、ご近所付き合いやママ友同士の場合、「働いているの?」という質問もタブー視されます。女性のあり方が多様化している現代では、ママさんのライフスタイルもさまざまです。
したがって、職業に関する質問は悪い印象を与えてしまうことも多く、なるべく避けるべき質問だと考えられています。
初対面の時は、関係性に応じて踏み込み過ぎず無難な話題を
大人になると、初対面の相手との質問内容にも気を遣う必要があります。基本的に、初対面の相手にはあまり踏み込んだ質問はせず、挨拶やお互いに共通する話題(職場ならば仕事、近所ならば周辺情報など)で軽い会話を楽しみましょう。